お洗濯(15/73)
洗濯でできる!衣類の花粉対策
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3月〜4月にかけて、花粉が多く飛散する季節です。この季節に花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか?
外出後の衣類には実は花粉が多く付着しているので、ケアをしないと家の中にも花粉を持ち込んでしまうことになります。
また、この時期だけは洗濯の方法を少し変えて、家の中に花粉を持ち込まない工夫をしてみてくださいね。
「花粉を家に持ち込まない」が鉄則
帰宅時の一手間で花粉が激減
外を出歩いた衣類には、目に見えなくても花粉がたくさん付着しています。外出から戻ったら、そのまま家の中に入らず、玄関の外で衣類用ブラシでブラッシングをして、付着している花粉をできる限り落としてから家に入りましょう。
花粉が付着しにくい素材を選ぶ
衣類に花粉がつく原因の一つとして、衣類に起こる静電気があります。
静電気が起こりやすい素材だと、花粉を引き寄せてしまうので、この季節は静電気が起こりにくい素材を選ぶのも、花粉を家に持ち込まないポイントになります。
[花粉がつきにくい素材] 綿、シルク、麻
[花粉がつきやすい素材] ウール、ナイロン、レーヨン、ポリエステル など
花粉の季節は洗濯にもひと工夫を
外干しはNG!洗濯→乾燥は家の中で完結させる
花粉が多い3月〜4月は、洗濯物を外に干さない事が一番の花粉予防になります。
屋内で洗濯物を乾かすのにはいくつかの方法があるので、ご自宅で可能な方法を試してみてくださいね。
1浴室乾燥
温風を浴室内に循環させて短時間で乾かすので、生乾き臭も防ぐオススメの乾燥方法です。洗濯物はハンガーなどに干して乾かすため、シワにならないのも浴室乾燥のメリットです。
2乾燥機
乾燥機能付き洗濯機や乾太くんなど、乾燥機を使うと超時短洗濯が叶います。だたし、高温で乾かすため、乾燥機の使用がNGな素材があるので注意が必要です。乾燥が終わった後長時間放置すると、衣類にシワがついてしまう場合があるので、乾燥後はすぐに取り出すようにしましょう。
3部屋干し
通常、部屋干しをする際は部屋の空気の入れ替えが必要となりますが、花粉対策としては、窓を開けての換気は避けたいですよね。除湿機がある場合は是非使いましょう。除湿機がない場合は、エアコンとサーキュレータを併用して部屋の空気を循環させる工夫を。
洗濯の仕上げは柔軟剤を使うのが◎
花粉の飛散が多い3月4月は、まだまだ乾燥する季節です。衣類に静電気が起こりやすく、花粉が付着しやすいという悪条件が重なっています。衣類に起こる静電気は摩擦によって引き起こされます。
柔軟剤は衣類の繊維の表面をコーティングするため、繊維の摩擦による帯電を抑え、静電気を防止する効果があります。
中でも「静電気防止」効果を謳っている柔軟剤は、特に効果が期待できるので、普段柔軟剤を使用しない方も、花粉対策として取り入れてみて。
洗濯の時間を変えて花粉を避ける
浴室乾燥や部屋干しが難しいという場合は、洗濯の時間を変えることで花粉対策ができます。
花粉は気温が上昇するのに合わせて舞い上がりやすくなるため、11時〜19時頃がもっとも飛散量が多いと言われています。
夜20時以降に洗濯をして、翌朝取り込むことで洗濯物に付着する花粉量の減少に期待ができます。取り込む際にブラッシングや洗濯物を優しく振って花粉を落としてから家にいれると良いでしょう。