お知らせ(36/47)
布おむつ専門店EstlanceはRinennaBabyへとブランド統合しました。
いつもRinennaをご愛用いただきありがとうございます。Rinennaの平島利恵です。
2012年からRinennaブランドの前身として展開していました布おむつ専門店Estlanceは、この度Rinennaブランドとして統合する運びとなりました。
洗濯洗剤ブランドの前身がなぜ布おむつ屋さんだったのか、私自身の育児の経験を踏まえてお伝えしたいと思います。
布おむつ屋さんをはじめたきっかけ
2011年3月11日の東日本大震災がきっかけで、当時瞬く間に紙おむつが売り切れてしまったことから布おむつ育児を始めてみて、当たり前のことといえば当たり前なのですが(布おむつ育児をする前は全く気付かなかったメリットが見つかりました。
布おむつ育児のメリットは意外にたくさん
ゴミが出ない
布おむつは洗えばまた使えるのでゴミが出ません。大量になるゴミ(しかも大変臭います)を捨てなくてよくなったことは『捨てなくてはいけないストレス』から解放された意外なメリットでした。サスティナブルな生活は、ゴミを捨てるこの罪悪感から解放されたことがきっかけになっています。
繰り返し使えるので無くなる心配がない
2011年3月11日、当時2か月の乳飲み子を抱えていた私はワンオペ育児生活の不安の中、地震の恐怖と津波のニュースのショックで、気付いたらもう夕方。「紙おむつがない!」と思ってドラッグストアに駆け込んだのですが、もう売り切れでした。紙おむつがいつ入荷されるかわからない不安の中、始めたのが布おむつです。布おむつは<ゴミが出ない>理由と重複しますが、洗えばまた使えるので、無くなる心配がないのです。普段紙おむつ派の方も(私自身もこの震災に遭っていなければ紙おむつの選択肢しか考えることはなかったのですが)『備えあれば患いなし』。万が一の際に、布おむつはご準備されている方が、断然安心ですのでおすすめです。
おむつはずれが早くなる傾向に
布おむつはおしっこをしたとき濡れたままなので『不快感』を感じます。この『不快感』を感じることが『おむつはずれ』につながるきっかけになります。布おむつ育児をしたことで約1年おむつはずれが早くなったこと、トイレトレーニングが進みやすかったことは、その後職場復帰をしたときに「布おむつ育児」をしたことがこんなところでメリットに感じるなんて!と後々気付いたことです。もちろん個人差はあるものの、布おむつ育児の方がおむつはずれが早くなる傾向にありそうです。こちらについては「なぜ今どき布おむつ?」の記事に詳しく記載していますので、よろしければご一読ください。
おむつはずれまでのランニングコストが安い
布おむつは、最初に布おむつを揃える費用はかかりますが、それ以外は洗剤と水道代だけ。毎月のランニングコストは紙おむつ育児だけよりもおむつはずれまで数万円変わってきます。日中家にいるときは布おむつ、夜と外出・旅行時は紙おむつと、おむつの使い分けをしていたのですが、それでも紙おむつだけよりもコスト面において安くなります。さらに二人目が生まれたときも布おむつは使えます。
と、布おむつ育児をしてみなかったら気付かなかったメリットがあったのですが、最大のデメリットは『洗濯』です。ただでさえ洗濯が大変なのに、もみ洗いの前処理をしないといけない布おむつ育児は、洗濯の負担が大きいのです。そこで、「もみ洗いしなくて、つけおきするだけで落ちる洗剤があったらいいのになぁ」とできたのが洗濯洗剤Rinenna#1です。
ワンオペ育児でかつ共働きという環境の中では、もみ洗いの時間は特に不毛な時間になります。今でも記憶が無いくらい大変だった育児と仕事の両立の中をしてきたからこそ、多くのお母さんに少しでも自分の時間を持ってほしいという想いでできた洗濯洗剤がRinennaの始まりです。
すこし長くなりましたが、EstlanceとRinennaのはじまりはこんな自分自身が「母親」になってからの生活がきっかけです。
これからもRinennaが皆様に愛されるブランドとして、これからもいいプロダクトを作って、使っていただけるように
スタッフ一同尽力してまいります。
Rinenna
株式会社Heulie
代表取締役 平島利恵