おうちでお洗濯(14/17)

汚れたスリッパ<素材別>正しい洗い方| お洗濯 の基本を学ぶ

Column
2018.11.06

床が汚れるのを防いだり素足を守るために履くスリッパやルームシューズは、毎日のように履いてるという方も多いと思います。室内で履くためそこまで汚れを意識しませんが、実はスリッパの底だけはでなく、スリッパの中にも蓄積された汚れが溜まっているのです。家の中で毎日履くものだからこそ、スリッパも洗濯して清潔に保つことが大切。そこで、汚れたスリッパやルームシューズの正しい洗い方を4児のママであり、洗濯研究家の平島利恵がご紹介いたします。

洗えるスリッパと洗えないスリッパの見分け方

スリッパを洗濯して清潔に保つといっても、皮革素材のスリッパなど洗濯できないものもあるので要注意です。洗濯できるかどうか見分けるには、まずスリッパについている洗濯表示を確認しましょう。水洗い可のマークがついているスリッパなら、家庭でも洗濯することができます。また、最近では「洗えるスリッパ」というネーミングで売り出しているスリッパもたくさんあるので、そのスリッパを購入してみるのも良いでしょう。

素材で変わる!スリッパの正しい洗い方

綿やリネンなどの植物繊維、ポリエステルなどの合成繊維のスリッパは洗濯機でも洗濯可能ですが、ウール素材のスリッパであれば中性洗剤を使って手洗いすることをおすすめします。このようにスリッパの素材によって洗い方が変わるので、ここでは素材ごとにスリッパの正しい洗い方をご紹介します。

 

動画でご覧になりたい方はこちら▼

1植物繊維・合成繊維のスリッパを洗う | 洗濯機編

洗える素材のスリッパの場合、これからご紹介する洗い方が1番簡単で汚れも落ちるので、スリッパを洗う時間がなかなかないという方にはこちらの洗い方をおすすめします。

準備するもの

・歯ブラシ
・靴用洗濯ネット
・洗剤(汚れが臭いが気になる場合はリネンナがおすすめ)

手順

[1] スリッパを洗濯機へ入れる前に、汚れがひどい部分を歯ブラシで部分洗い
[2] スリッパの型崩れを防ぐため、靴用洗濯ネットに入れて洗濯機へ
[3] いつも使用している洗剤を使って「手洗いコース」で洗う
[4] スリッパの形を整えてから、風通しの良い場所に干して乾かす

2植物繊維・合成繊維のスリッパを洗う | 手洗い編

洗濯機を使うと汚れが1番落ちますが、スリッパの生地を痛めずに優しく汚れを落とすには、リネンナの洗濯洗剤を使ってスリッパを洗ってみましょう。特に、綿や麻、ポリエチレン素材のスリッパのお持ちの方には手洗いをおすすめします。リネンナの洗濯洗剤は、家の中に落ちている食べ物汚れや足裏の汗、臭いもごっそり落としてくれるので、スリッパを清潔に保つことができますよ。

準備するもの

・歯ブラシ
・バケツ
・洗濯洗剤Rinenna

手順

[1] 汚れている部分を歯ブラシで部分洗い
[2] 200mlのお湯に軽量スプーン1杯のRinennaを溶き、汚れた面を下にして5分ほどつけおきする(浮いてきやすいので、ペットボトルに水を入れたものを重しにしておくとしっかりつけ置きされます。ペットボトルは、四角い方が安定するのでおすすめです。)

[3] スリッパの形が崩れないように押し洗い
[4] 泡がなくなるまで、水を入れ替えながらすすぐ
[5] 洗濯機の「脱水コース」で1分ほど脱水
[6] スリッパの形を整えてから、風通しの良い場所に干して乾かす

3フェルト素材のスリッパを洗う | 手洗い

秋冬スリッパでよく見かけるフェルト素材のスリッパは、汚れがつきにくいウール素材ですが、シーズン終わりにはきれいに洗っておきたいですよね。フェルト化されたウールは、水に浸けても固くなりにくいという特徴があります。お家で洗っても、形崩れしにくいので安心ですね。

準備するもの

・タオル
・中性洗剤

手順

[1] 固く水を絞ったタオルで汚れをおとす
[2] 中性洗剤を使って押し洗い
[3] スリッパをタオルで巻いて脱水するか、洗濯機の「脱水コース」で1分ほど脱水する
[4] スリッパの形を整えてから、風通しの良い場所に干して乾かす

4ダウン素材のルームシューズを洗う | 手洗い

冬に人気のダウン素材のルームシューズも、リネンナの洗濯洗剤できれいに洗うことができるので、ここでご紹介します。

準備するもの

・歯ブラシ
・バケツ
・タオル
・中性洗剤洗剤
・洗濯洗剤Rinenna

手順

[1] バケツに水を張り、中性洗剤を溶かしてルームシューズをしっかり沈めて押し洗い(浮いてくるのでしっかり沈める)
[2] 200mlのお湯に軽量スプーン1杯のRinennaを溶く
[3] 汚れがひどいところは、Rinennaの洗浄液を歯ブラシにつけてこすり洗する
[4] 押し洗いを繰り返す
[5] 泡がなくなるまで、水を変えながらしっかりすすぐ
[6] 水気をかるく絞る
[7] ルームシューズをタオルで巻いて脱水する(ドラム式の乾燥機がある場合は乾燥機で乾かすとよりふんわり仕上がる)
[8] ルームシューズの形を整えてから、風通しの良い場所に干して乾かす

5革のバブーシュのお手入れ | 拭き洗い

革の風合いを損ねてしまったり、硬く劣化してしまうこともあるので皮革素材は水に浸すのはNG。ですので、革製品は拭き洗いするようにしましょう。

準備するもの

・スポンジ
・タオル
・中性洗剤

手順

[1] 柔らかいスポンジに10倍に薄めた中性洗剤を浸し、優しく拭き洗い
[2] 固く水を絞ったタオルで水分と洗浄成分が残らないよう、しっかりとおさえるようにして拭く(ゴシゴシこすりすぎないように注意)
[3] 陰干しでしっかり乾かす

毎日履くスリッパだからこそ、定期的な洗濯で清潔に保っておきたいですよね。

ぜひ、今回の記事を参考にしてスリッパを洗濯してみてくださいね。

【Rinennaシリーズ】

▼つけ置き洗い に定評。もみ洗いは一切不要!

つけおきメインの洗濯用洗剤
Rinenna#1 1.0kg
3,850(税込)
商品詳細

 

▼加齢臭を落とす洗剤

加齢臭/くさいニオイを落とす洗剤
Rinenna#2 White Musk
3,980(税込)
商品詳細

 

▼柔らかい素材のバルコロールとつけ置きに便利なRinenna#1 1.0㎏がセットになりました。

つけ置きしたいものが多いときや、洗濯物入れとしても大活躍のバルコロール。

14種類のカラーから選べます

Rinenna#1+バルコロールMサイズセット
5,800(税込)
商品詳細
記事監修
平島 利恵
洗濯研究家
平島 利恵

2004年に武庫川女子大学文学部を卒業し、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。

洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

特集「おうちでお洗濯」

2023.04.28
2023.04.25
2022.10.26
2020.09.26
2020.09.14
2020.06.06
2020.05.16
2020.04.29
2020.04.16
2019.03.11
2019.02.25
2018.11.26
2018.11.20
2018.11.06
2018.10.30
2018.10.12
2018.09.25