子育てや介護の中で大変なお洗濯の一つが、うんちの汚れではないでしょうか。
この記事では、頑固なうんち汚れ・シミを効果的に取り除くための方法と、時が経ってしまった場合の効果的な対処法について詳しくご紹介します。
育児・家事・介護・お仕事と忙しい毎日の中で、洗濯ストレスから解放され、衣類を清潔に保つためのヒントとなれば嬉しいです。
うんち汚れやシミが落ちにくい理由
うんち汚れが落ちにくいのには、2つの理由があります。
1つ目は、うんちに含まれるたんぱく質の存在です。
うんちにはタンパク質が含まれており、これが衣類の繊維に付着すると、汚れが頑固になります。タンパク質は水溶性ではないため、通常の洗濯では効果的に取り除けません。
2つ目は、乾燥の問題です。
うんちが時間とともに乾燥すると、汚れが固くなり、衣類繊維に染み込んでしまうことがあります。乾燥したうんちの汚れは、洗濯だけでは取り除くことができません。
これらの理由から、うんちの汚れを効果的に落とすには、適切な洗剤や前処理をすることが重要です。
うんち汚れの洗濯方法
汚れたらすぐに洗う
うんちは、時間の経過とともに乾燥し、衣類に染み込んでしまいます。
そのためうんちがついた後は、なるべく早く、洗濯しましょう。
うんち汚れを洗う際は、使い捨ての手袋かゴム手袋を着用します。
どうしても素手で洗わなくてはいけない場合は、手をしっかり洗浄・消毒しましょう。
固形の汚れは、トイレットペーパーを使用し、なるべく取り除きます。
酵素配合の洗剤でつけ置き洗いする
うんちの汚れを手でもみ洗いするのは…出来たら避けたいものですよね。
特に、感染症にかかっているときの排泄物には、ウィルスも含まれるため、注意が必要です。
固形物を取り除いた後は、酵素入りの洗剤と酸素系漂白剤を溶かした洗浄液に、衣類をつけ置きします。
お湯を使うことで、洗剤の洗浄効果が高まり、汚れ落ちが良くなります。
■つけ置き洗いの手順
- 40℃ほどのお湯に、アルカリ性の粉洗剤と酸素系漂白剤をよく溶かします
- 汚れに固形石鹸をつけ、もみ洗いします
- うんちがついた衣類を1の洗浄液に1~2時間つけ置きします
- 洗濯機にかけて洗います(すすぎ2回以上)
- 天日干しします
※つけ置き洗いの前に、必ず洗濯表示を確認ください。
※洗濯機にかけるときは、少なめの衣類量でよく洗い、2回以上すすぎます。
※汚れがひどい場合は、つけおき時間を長くしましょう。
POINTうんち汚れを落とすときには、40℃程の温水+アルカリ性洗剤×酸素系漂白剤の洗浄液を使うのがおすすめ。 |
つけおきの際は洗濯表示を必ず確認!
桶にバツが書いてあるものは、「家庭での洗濯不可」
この衣類はご自宅では洗えないので、クリーニング店で相談しましょう。
お湯を使って洗う前には、洗濯表示の「桶マーク」を確認しましょう。
桶の中の数字は、水温の上限温度です。
「30」の衣類には、お湯が使えません。
「40」の衣類には、高温のお湯が使えないので注意が必要です。
60℃以上の高温のお湯を使うと、殺菌効果が高まりますが、衣類の繊維を傷つけてしまう恐れがあります。また、タンパク質が熱により変質し、凝固し、落ちにくくなることもあるので、注意が必要です。
いずれの場合も、必ず洗濯表示を確認しましょう。
桶の中に手が入っているのは、「手洗い」の表示。
「おしゃれ着コース」などで洗濯機洗い出来る機種もあるので、洗濯機の取扱説明書を確認しましょう。
日光に当てて殺菌する
うんちがついた衣類は、外干しするのがおすすめです。
太陽光に含まれる紫外線は、細菌を殺菌し、汚れを分解するため、衣類をより白く清潔に保つことができます。
ただし、長時間直射日光にあてると、色褪せの原因にもなるので、紫外線が強い季節は注意しましょう。
うんち汚れを洗う際のポイント
必ずゴム手袋をする
うんちは細菌や病原体を含む可能性があり、直接触れることで感染のリスクがあります。手袋を使うことで、手を保護し、感染の拡散を防ぎましょう。
高温のお湯は使わないで
高温のお湯は、細菌を効果的に殺菌しますが、うんちはたんぱく質汚れなので、50度以上のお湯を使うと固まり、汚れが落ちにくくなってしまいます。
また、高温の洗濯は、繊維を傷つける可能性があるため、衣類の洗濯表示に従ってください。
ノロウィルスなどの感染症の下痢を処理するときの注意点
ノロウイルスなどの感染症にかかった際の下痢には、ウィルスが含まれています。
ご家族が感染しないよう、必ず他の衣類と分けて個別に洗濯しましょう。
衣類に触れる前に、必ずマスク・手袋をします。
ノロウィルスの場合、塩素系の消毒剤・漂白剤で殺菌しなければ、効果的な消毒は出来ません。
いきなり洗濯機に入れて洗うと、洗濯槽内に菌が付着し、感染を広げるおそれがあるので、まずは塩素系漂白剤でつけ置き洗いをしましょう。
※塩素系漂白剤は白物衣類以外に使うことができません。
※汚れがひどい場合は、破棄しましょう。
Rinennaならつけ置きだけでうんち汚れもニオイもスッキリ
うんちの汚れは、洗濯機にかける前の前処理(もみ洗い)が欠かせません。
面倒なもみ洗いをなくし、家事ストレスを減らすために開発したのがRinennaの洗剤です。
赤ちゃんの布おむつについたうんち汚れを、もみ洗いなしで落とせる洗剤として、「誰でも落とせる」「環境にやさしい」「安全である」という3点にとことんこだわりました。
身体から出るタンパク質汚れにフォーカスし、タンパク質分解酵素を究極に配合しています。
色柄物にもお使い頂け、汚れ+ニオイを衣類からしっかり落とします。
Rinenna洗剤の使い方
Rinennaを使えば、もみ洗いなしでうんちの汚れをスッキリと落とすことができます。
時間や労力をかけずに、洗濯のストレスを減らしたい方におすすめです。
使い方はとても簡単!
- 40℃ほどのお湯に、Rinenna#1をよく溶かします
- うんちがついた衣類を入れ、1~2時間つけ置き洗いします
- 洗浄液ごと洗濯機にいれ、洗濯をします(すすぎ2回以上)
- 天日干しします
うんち汚れをつけ置きした洗浄水ごと洗濯槽に入れるのは不衛生?洗濯機ですすぎを2回以上すると、物理的に汚水は下水に排水されます。 |
Rinennaは、うんち汚れだけでなく、経血や汗ジミなど身体から出る皮脂の汚れや、体臭・加齢臭・汗臭も落とすことができるので、ご家族の身体から出るあらゆる汚れに対応でき、家事を楽にする便利なアイテムです。
Rinennaを使ったうんち汚れのつけ置き洗いの注意点
ティッシュであらかじめうんちを取り除く
固形の汚れは、トイレットペーパーを使用し、なるべく取り除きます。
素手では触らない
うんちには細菌や病原体を含む可能性があるため、直接触れると感染のリスクがあります。
手袋を使うことで、感染の拡散を防ぎましょう。素手で触った場合は、必ず石けんで手を洗いましょう。
少なめの衣類量でしっかり洗う
うんち汚れを洗濯機にかける際は、衣類の量を少なめにしましょう。
洗濯物の量が少ないほど、しっかり洗うことができ、汚れがよく落ちます。
洗濯機にかける際はすすぎ2回以上
汚れを落とす過程において、すすぎの工程は最も重要と言っても過言ではありません。
洗濯機の中で、衣類は汚れが溶け出た汚染水に浸かっている状態です。
この汚染水を衣類からしっかりすすぐことで、清潔に洗いが上ります。
うんちで汚れた衣類を洗うときは、必ずすすぎ2回以上、お肌の弱い方や赤ちゃんの衣類を洗う場合は3回以上でお洗濯し、汚れと洗剤成分を衣類に残さないようにしましょう。
うんちのニオイが取れないときは?
洗濯をしたものの汚れが残ってしまったり、ニオイが気になるときは、以下の方法を試してみてください。
酸素系漂白剤につけ置きする
酸素系漂白剤を40℃ほどのお湯によく溶かし、1時間ほどつけ置き洗いします。
その後、洗濯機にいれ、いつもの洗剤で洗濯をします。(すすぎ2回以上)
漂白剤でつけ置き洗いする前に、必ず洗濯表示を確認しましょう。
重曹につけ置きする
漂白剤よりもマイルドな成分で汚れを落としたいときには、重曹を使うのがおすすめです。
重曹は溶けにくいため、40℃ほどのお湯にしっかり溶かして、つけ置き洗いします。
POINT 紙おむつゴミのニオイ対策にも有効 |
つけ置きのあと、温水洗いする
つけ置き洗いの後、温水を使って洗濯することで、汚れ・ニオイ落ちの効果を高めることができます。
ご自宅の洗濯機で温水洗いが出来ない場合は、お風呂のお湯取りホースを活用しましょう!
うんち汚れも正しい洗濯方法でさようなら
この記事では、うんち汚れをしっかり落とす方法を紹介しました。
うんちがついた衣類をお洗濯する際には、以下の4点を意識しましょう。
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落ちにくく厄介なうんち汚れですが、正しい洗濯方法で、育児や介護中の方々の負担・ストレスが少しでも減ることを心より願っています。
Rinennaの洗剤は、洗濯ストレスをゼロにすることを目指しています。
家事・育児・介護・仕事と、忙しい毎日を送られている方にこそお試しいただきたい洗剤です。
つけ置き洗いだけで汚れをごっそり落とし、もみ洗いにかけていた時間を大切なご自身のために使って頂けたらとても嬉しいです。
育児・介護の洗濯にお悩みの方は、お気軽にご相談くださいね!