服が傷まない洗濯方法とは?ダメージの原因や保管方法まで解説

服が傷まない洗濯方法とは?ダメージの原因や保管方法まで解説

服のダメージの原因とは?

お気に入りの衣類は、なるべく買った時のような綺麗な状態で、長く着たいですよね。

残念ながら洋服は、着用と洗濯を重ねることで、必ず経年劣化していきます。

綺麗な状態を保つため、「お気に入りの服はめったに着ない」という方もいらっしゃると思いますが、せっかくのお気に入りならば、ご自身が着たいときにいつでも着られる方がいいですよね。

衣類がダメージを受ける大きな要因は、洗濯です。
衣類に負担をかけず、衣類の汚れをしっかり落とすための洗濯のコツを解説します。

服を傷めないために洗濯で気を付けること

洗濯が衣類に与えるダメージは、「摩擦」「水(水圧)」の2つがあります。
おしゃれ着を綺麗に持つためには、衣類に合った洗濯が欠かせません。
そのため、普段着とおしゃれ着は必ず分けて洗濯しましょう。

服を傷めないために洗濯で気を付けること①おしゃれ着コースを選ぶ

洗濯機のおしゃれ着コースは、弱水流で優しく洗うため、「摩擦」と「水圧」の影響を最小限に抑え、衣類ダメージを防ぐことができます。

服を傷めないために洗濯で気を付けること②洗濯ネットを活用する

「摩擦」と「水圧」の影響を抑えるためには、洗濯ネットに入れるのも効果的です。他の衣類との絡み合いを防ぐことができます。

服を傷めないために洗濯で気を付けること③シミがついたらすぐに落とす

食べこぼしやメイクの汚れなど、目に見えるシミが付着した時は、すぐに落としましょう。シミは時間が経つほど落としにくくなり、衣類に負荷をかけなくては落ちなない頑固な汚れに変質していきます。

おしゃれ着のシミを落とすときには、中性洗剤を使用します。
汚れに中性洗剤を塗布し、繊維の奥に洗剤の成分が染み込むよう、歯ブラシなどで優しくトントン叩いてから洗います。
この際、ゴシゴシ擦り洗いをすると、繊維を傷めてしまいます。

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紫外線からも衣服はダメージを受けます

ベランダに置いておいた洗濯ばさみがボロボロになったり、窓辺に置いておいた本が日焼けするように、衣類も紫外線の影響を受け、劣化したり色褪せしたりします。

特に濃色は色褪せしやすいため、風通しの良い日陰で陰干しするのがおすすめです。
外干しする場合は、長時間干しっぱなしにすることは避け、乾いたらすぐに取り込みましょう

服が傷まない干し方・乾燥方法:洗濯表示の確認

洗濯表示には、干し方の表示もあります。乾燥機が使えるか、つり干し・平干しなど、衣類に合った干し方を確認しましょう。

乾燥機に関する洗濯表示

服が傷まない干し方の洗濯表示

ぬれ干しは、脱水をせずに干します。厚手のものや水が垂れてくるときは、タオルに包んで優しく水分を移しとってから干しましょう。

服を傷ませないために着回しして衣類を休ませる

衣類は着用するだけでも、衣類同士や鞄との摩擦、外からの刺激汚れなど、ダメージを受け、劣化していきます。

一度着たら2日ほど休ませるなどし、同じ衣類を連日着続けるのは控えましょう。
ニットは着用後に毎回洗濯をしなくても問題ありません。洗濯をしない場合は、干し、ブラシをかけてから畳んでしまいます。

服が傷まない!洗濯機を使ってのおしゃれ着洗いのやり方

服が傷まない洗濯機での洗い方①自宅で洗えるのかを洗濯表記を見て確認

まずは必ず、洗濯絵表示を確認しましょう。

家庭では洗えないもの


このマークがあるものは水洗いできないため、家庭での洗濯はできません。クリーニング店に相談しましょう。

家庭で洗えるが注意が必要なもの

このマークがあるものは手洗い推奨です。洗濯機の機能向上により、「デリケートコース」など、手洗い表示のものを洗えるコースもあります。
ご家庭の洗濯機の説明書を確認しましょう。

桶の中の数字は水温の上限を、桶の下の線は洗濯機の水流の強さを表しています。
線が多いものほどデリケートな素材なので、2本線があるものはデリケートコースで洗濯するか、手洗いをする方が安心です。

服が傷まない洗濯機での洗い方②服は裏返しにして洗濯ネットに入れる

ニットなど、表面がけば立ちやすい衣類は、裏返してから洗濯ネットにいれましょう。

 POINT 洗濯ネットの正しい使い方

  • 1枚のネットに衣類も1枚
  • ネットにピッタリの大きさに畳んでから入れる
  • 汚れが気になる箇所が表面が来るように畳む
  • ボタンはすべて閉めてから入れる
  

服が傷まない洗濯機での洗い方③中性洗剤を使用する

中性洗剤は、洗浄力よりも衣類の風合いを守り、型崩れや色落ちを防止しながら洗濯をすることができる洗剤です。
おしゃれ着を洗濯するときには、中性洗剤を使用しましょう。

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シミはついてすぐに落とすのが効果的。いざというときのお守りに、常備しておくと、安心です。

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服が傷まない洗濯機での洗い方④おしゃれ着専用コースで洗濯

洗濯機洗いをする際は、必ずおしゃれ着コースを選択しましょう。
弱水流で優しく洗い、短時間のソフト脱水をすることで「摩擦」と「水圧」の影響を最小限に抑え、衣類ダメージを防ぐことができます。 

※洗濯機により、「おうちクリーニングコース」「デリケートコース」など、呼び方が異なり、洗える衣類の種類も異なります。説明書を確認してみましょう。

服が傷まない洗濯機での洗い方⑤適切な量の柔軟剤を柔軟剤コーナーにいれる

柔軟剤は、衣服を柔らかくする仕上げ剤です。
適量使うことで、繊維のからまりやシワ、表面の毛玉や毛羽立ちを防止し、衣類の風合いを保つことができます。
おしゃれ着を洗う場合は、柔軟剤を使用するほうが仕上がりが綺麗になります。

柔軟剤をたくさん入れると、衣類がより滑らかに仕上がるようにも感じますが、そうではありません。
例えるならば、髪の毛に沢山コンディショナーを塗ったにもかかわらず、流さずにいるようなものです。

柔軟剤は、すすぎの一番最後の水に混ぜてに投入され、柔軟剤入りの水に衣類を浸し、そのまま脱水するため、衣類には柔軟剤の成分が残るよう設計されています。
香料入りの柔軟剤を使用している場合は特に、規定量以上使用すると香害の原因となる恐れもあるため、周りへの配慮が必要です。

柔軟剤を使う際に大切なことは、汚れをしっかり落とした上で適量使用するということです。
洗い・すすぎ不足により、汚れが残っている衣類に、柔軟剤を使用すると、汚れを引き寄せ、汚れごとコーティングしてしまうため、黒ずみや臭い、蓄積汚れの元となります。

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贅沢に配合した高級平滑成分が繊維1本1本をコーティングし、シワがつきにくく滑らかな肌触りに仕上げるRinennaの柔軟剤です。
近年社会問題にもなっている「香り」について、さまざまな価値観を尊重できるよう、あえて無香料に設計し、洗濯後の衣類への残留成分(香料に含まれる油分など)を抑え、より気持ちの良い仕上がりに導きます。

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服が傷まない洗濯機での洗い方⑥脱水時間は短め(1分以下)

脱水は衣類への負担が大きい工程です。 おしゃれ着を洗濯する際は、脱水時間を短く設定しましょう。
シワや衣類の傷み・毛羽立ちを予防することができます。

服を傷めない!手洗いでのおしゃれ着洗いのやり方

服を傷めない手洗い①手洗いできるのか確認

 
このマークがあるものは水洗いできないため、家庭で洗濯できません。クリーニング店で相談します。

服を傷めない手洗い②つけ置き液で押し洗いをする

30~40℃の水に、中性洗剤を溶かします。その際、少量の柔軟剤も一緒にいれることで、衣類の繊維をケアしながら洗うことができます。

手洗いのときは、もみ洗いや擦り洗いはせず、衣類を上から優しく押し洗いしましょう。

服を傷めない手洗い③すすぎ・脱水

洗浄液を流し、綺麗な水を数回入れかえ、泡が出なくなるまですすぎます。

脱水の際は、衣類をタオルの上に置き、くるくる丸め、優しく水分を移しとります。この際、絞ったり力をかけたりしないように注意しましょう。

服を傷めない手洗い④陰干し

外干しの紫外線も、衣類の劣化を招く原因の一つなので、干す際は風通しの良い場所で陰干します。

ニットなど、型崩れが気になるものは、平干ししましょう。

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服を傷ませないために保管方法も工夫しよう

衣替え時など、長期間衣類を収納する際は、虫食い・カビ・黄ばみを防ぐため、お手入れをしてから、適切な場所で保管しましょう。

服を傷ませないために長く着ない服は適切に保管

衣類に皮脂や汗などの汚れが残っている状態で、長期間保管をすると、汚れが酸化し、目に見えるシミになります。

長期間衣類を収納する前には必ず、しまい洗いをしましょう。

服を傷ませないために湿気・汚れに気を配ろう

長期間着ないことにより、湿度と温度の環境から繊維へのダメージが進みます。
また、日当たりの良い場所に保管していると、紫外線の影響で色褪せしてしまうことも。
衣類を長期間保管するときは、以下の点に注意しましょう。

  • ぎゅうぎゅう詰めに保管しない
  • 直射日光が当たる場所では保管しない
  • クリーニングのビニールは剥がしてから保管する
  • 防虫剤や除湿剤を活用する
衣類は消耗品であり、経年劣化していくものではありますが、洗濯・保管・ケアを見直すことで、寿命を延ばすことができます。
おしゃれ着の正しいケアを実践することで、買った時のような綺麗な状態をキープし、お気に入りの服を着たい時にいつでも着られるようになると嬉しいです。
        

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