日傘・雨傘は洗える?お手入れ方法を知って長く愛用しよう!

日傘・雨傘は洗える?お手入れ方法を知って長く愛用しよう!

日傘をお手入れしないとどうなる?日傘の手入れの重要性

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。
最近は女性だけでなく、男性やお子様でも日傘をさす方が増えました。
季節も真夏だけでなく春先から秋までと長い期間、活躍するアイテムです。
一見洗う必要がなさそうな日傘ですが、長く使うためにはきちんとお手入れすることをおすすめします。

このお手入れ方法は、汚れた雨傘にも活用できます。
日傘をお手入れして、綺麗サッパリ汚れを洗い流しましょう!

日傘のお手入れ方法

私たちを紫外線から守ってくれる日傘は、紫外線の影響を受けやすいアイテムです。
お手入れしないで日傘を使い続けると、紫外線の影響で変色・劣化するだけでなく、空気中のチリ・ホコリなどの汚れも蓄積します。

日傘には、UV加工撥水加工がされており、これらの機能の低下を予防するためにも適切なお手入れが欠かせません。
定期的にお手入れして、お気に入りの日傘を長く使いましょう!

日傘は洗える?まずここをチェック

日傘には、洗える素材と洗えない素材のものがあります。
お手入れ前に、洗濯表示を確認しましょう。

水洗い不可のものは、洗うことができません。

洗濯表示がない場合【洗えない日傘の一例】

  • レースがついている日傘
  • シルク素材の日傘
  • ポリウレタン(PU)コーティングされている日傘

洗えない日傘は、洋服ブラシなどで優しくホコリを払い、水を含ませ固く絞ったタオルで優しく汚れを拭き取りましょう。

日傘の洗い方の手順

日傘を洗う時のポイントは、摩擦に注意するということです。
UV加工や撥水加工が劣化しないよう、優しく洗いましょう。

日傘を洗おう!準備するものは?

  • 中性洗剤
  • スポンジ
  • 清潔な白いタオル
  • 撥水スプレー(あれば)
  • ラップ(竹製の柄の場合)

日傘の洗い方

  1. 竹製の柄であればラップでくるんで防水します。
  2. 水洗い前に、ブラシなどで優しくホコリを払います。
  3. 洗濯用洗剤(中性)を溶かした水をスポンジに含ませ、日傘の表面をたたき洗いします。
  4. 汚れを吸わせるため日傘の裏側に清潔な白いタオルをあてがいます。
    ※こすると起毛し色が変わってしまうので必ずたたいてください。
  5. シャワーで3回ほどすすぎ、水をきります。
  6. 骨の部分をタオルで拭って水分を取ります。
  7. 広げたまま陰干しし、完全に乾かします。

※表裏に撥水スプレーをかけると汚れもつきにくく、長持ちするのでオススメです。

\日傘も洗える!/
シミ抜きもできる おしゃれ着用洗剤
RINENNA Pro #ZERO

日傘の洗い方のポイント

蛍光剤の入っている洗剤は避けた方がベター

日傘を洗う際は、洗濯用洗剤(中性)を使用します。
パステルのものなどは、色合いが変わってしまうことがあるので、蛍光剤が入っていない洗剤を使う方がよいでしょう。

ゴシゴシこすらない

摩擦により縮んだり伸びたりしてしまう可能性や、撥水・UV加工などが劣化する恐れがあるため、優しくポンポンと叩き洗いしましょう。

日傘を洗う際の注意点

  • 黒や濃色の日傘は、洗剤で色落ちしないか確認しましょう
  • 日焼け止めがつくと、変色することがあるので、注意します

晴雨兼用の日傘の洗い方・お手入れ方法

晴雨兼日傘も普通の日傘も、洗い方自体は同じです。
上記手順でお手入れしましょう。

晴雨兼用日傘には撥水加工が施されています。
撥水加工が劣化しないよう、より優しく洗いましょう。

雨上がりの日傘のお手入れ

 

雨に濡れた日傘は、タオル等で軽く叩くように水分を拭き取り、日傘を開いたまま風通しの良い場所で陰干しし良く乾かしましょう。

※天日干しすると、紫外線の影響で色褪せしてしまうことがあります
※濡れたまましまうと、生地の変色、撥水機能低下、骨部分のサビの原因となります

日傘の撥水加工はどうする?

日傘の撥水加工は、使用環境や経年劣化により低下していきます。
撥水機能を長持ちさせるためには、次の4点に注意してお手入れしましょう。

  • ゴシゴシとこすらない(摩擦に注意する)
  • 濡れた時は拭いて、乾かしてから保管する
  • ホコリ・チリなどの汚れを時々ブラシではたく
  • 日焼け止め・ハンドクリーム・皮脂・汗などがつかないようにする

撥水機能が低下した時には、撥水スプレーを活用しましょう。

撥水スプレー使用時の注意点

撥水スプレーには、可燃性の高い有機溶剤やガスが使われているので、使用環境に注意しましょう。

  • 日傘がしっかり乾いた状態で使用する
  • 屋外の風通しが良い場所で使用する
  • ムラ・シミにならないようにスプレーする

日傘の長期保管方法

保管場所

日傘を長期間保管する場合は、色褪せ予防のため、湿気が少なく、日光・蛍光灯などの光が当たらない暗い場所に保管しましょう。

保管方法

長期保管する前のお手入れとして、日傘を洗ってチリ・ホコリ・日焼け止めなどの汚れを落としておきましょう。
洗った後は、日陰でしっかり乾かします。

長期保管中もたまに日傘を開き、陰干しするのがおすすめです。

    

こちらのページでご紹介した商品

  • files/240311_ZERO_lp_slide.png

    おしゃれ着洗剤 RINENNA Pro #ZERO 100g

    3,000円(税込)~

  • products/R__0001_ZERO30-468021.jpg

    おしゃれ着洗剤 RINENNA Pro #ZERO 30g

    1,980円(税込)~