Story

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ストーリー

1.「暮らしを快適に」をミッションに

リネンナのミッション

リネンナは「暮らしを快適に」をミッションに、家事の概念を変えるプロダクトを開発・製造・販売しています。

代表の平島が第一子育休中、東日本大震災が起こりました。ドラッグストアから紙おむつが姿を消し、売り場に残っていたのは布おむつのみ。

仕方なく使い始めたところ、赤ちゃんは気持ちよさそうだしゴミも出ない。洗濯の後はなんだかすっきりと気持ちが良い。布おむつに魅了されると同時に、既製品への使いにくさを感じました。

赤ちゃんとお母さんへの負担が少ない布おむつを作りたいと工場を探し、自ら企画開発。ECショップを立ち上げました。

その後、毎日の揉み洗いへのストレスが着想のきっかけとなり、つけ置き洗いでごっそり汚れが落ちる洗剤リネンナ#1を開発しました。

汚れを落とすリネンナ#1から、匂いを落とすリネンナ#2、洗濯槽の汚れを落とすリネンナ#3 洗濯槽クリーナーと家事の概念を変えるべく、商品を開発しています。

2. リネンナの成り立ち

リネンナは布おむつから始まりました

リネンナの布おむつ

2011年3月11日、東日本大震災。創業者平島利恵は第一子の育児休暇中、神奈川県で被災しました。

首都圏では買い占めが起こり、ドラッグストアに行くと紙おむつが姿を消していました。仕方なく、 棚の隅に残っていた布おむつを買ったところからRinenna(旧名称:Estlance)は始まりました。

初めて使った布おむつ。

ゴミは出ないし化学物質特有の匂いもありません。赤ちゃんも何だか気持ちが良さそうでした。

こまめにおむつを取り替えることで赤ちゃんへの声がけも増えたりと、良いことばかり。

でも、汚れがなかなか落ちない。洗濯機に入れると洗濯槽おむつ同士が絡まり、ほどくのが大変です。

サイズの感覚もよくわからず、デザインも可愛くありませんでした。

お母さんたちがもっと快適に、心地良く使える布おむつを作ろうと、布おむつRinenna Babyを開発しました。

リネンナの布おむつ

究極のつけ心地にこだわった布ナプキンの開発

布おむつの良さに気づき、次に開発をしようとしたのは布ナプキンです。

女性が毎月憂鬱になる時期も、布ナプキンなら快適に過ごせるのではないか。

産後の悪露の時期に、少しでも心地良く。

布ナプキンは肌に触れるところが綿なので体を冷やさず、洗うと何度も使えるのでゴミは減り、嫌な匂いから解放されます。

経血の量を把握することが、「自分の体を大切にする感覚」を育むように感じました。

リネンナの布ナプキン

既存製品の経血が付着した時の不快感を解消し、吸水力の高い繊維を使用。

漏れを防ぐ構造で出来上がったのがリネンナ布ナプキンです。

揉み洗い不要のつけ置き洗剤
リネンナ洗剤シリーズの誕生

リネンナの洗剤

布おむつ、布ナプキンを開発したものの、それを使い続ける一番の課題は「洗濯」にありました。

洗っても洗っても、もみ洗いしないと汚れが落ちないのです。

そこで揉み洗いに人が費やす時間を計算したところ、なんと1000時間にも。

限りある、大切な時間をもみ洗いに使うのは勿体無い。

揉み洗いせずに汚れを落とせる洗剤がないか、日本中の洗剤を試しました。

米国の洗剤も試しましたが、揉み洗いなしにウンチや経血の汚れが落ちる洗剤はありませんでした。

ないなら作ろうと原料屋さんを探し、開発しました。友人やスタッフの子どものウンチやおしっこ汚れ、数十人に登る友人たちの経血。

全部を揉み洗いせずにつけ置きのみで、綺麗さっぱり落とすことができたのがリネンナ#1です。

身体から出る“落ちにくいタンパク質”の 汚れにフォーカスし、つけ置きのみでごっそり落としてくれる日本初の洗剤です。

リネンナ#1#2 を使うと
黒カビが衣類に付着する?!

汚れを落とすリネンナ#1に続き、加齢臭などの匂い落としにフォーカスした洗剤リネンナ#2も商品化しました。

その後、ユーザーさんから届いた「リネンナの洗濯洗剤を使うと黒カビが衣類に付着する」という声で気づいたのが洗濯槽の汚れです。

リネンナ#1#2には、洗濯槽の汚れも落とす作用があります。使いつづけると洗濯槽もおそうじいらずですが、一方ではじめて使ったとき、洗濯槽の汚れが蓄積していると、その汚れが剥がれて衣類に付着してしまいます。

リネンナでどんなに汚れを落としても、洗濯槽に汚れが蓄積していては、落ちるはずの汚れも落ちません。

しかし、洗濯槽の汚れを本気で落とすには、8~10時間もかかってしまいます。

そこで開発したのがお湯洗いで汚れを落とす洗濯槽クリーナーです。

たったの2~3時間でプロレベルの洗浄力を実現します。

リネンナの洗濯槽クリーナー

リネンナで暮らしを快適に

布おむつ、布ナプキン、リネンナ洗濯洗剤、洗濯槽クリーナー。

私たちが一貫して大切にしていることは「家事の概念を変える製品で、暮らしを快適に」すること。

家事を担う人たちが、家事によって疲弊することがないように。限られた時間をもっと有意義に使えるように。

これからも、みなさんの暮らしを快適にする製品を生み出していきます。

3. リネンナが大切にしていること

課題解決型の商品を、
研究し尽くして製品化しています

リネンナでは、つけ置き洗いでごっそり汚れが落ちる洗剤リネンナ#1、つけ置き洗いで匂いが落ちるリネンナ#2、洗濯槽の汚れを短時間でごっそり落とす洗濯槽クリーナーと、家事における課題解決型の商品を企画・開発しています。

プロトタイプを製作し、赤ちゃんのおむつ汚れや女性の経血、たくさんの洗濯機を使って「本当に汚れが落ちるか?」を、とことん研究しています。自信を持っておすすめできるものだけを製品化しています。

リネンナはゴミを最小限に抑えます

布おむつ、布ナプキンを使って感じた「洗濯すればまた使える。ゴミを出さないことの気持ちよさ」。この感覚を製造過程でも大切にしています。

リネンナでは製品数を敢えて絞り込むことで、廃棄を前提としない製品作りをしています。

1つ1つがロングセラーで、長きに渡りファンの方々に買っていただいている商品のみ。型を増やさず、無駄なゴミを増やしません

また、お客様にお届けする際の梱包資材も無駄がないよう、1つの箱でいくつものパターンの商品を入れられるように設計しています。

無駄なゴミを出さないことは巡り巡って私たちに返ってくると思うからです。

女性が自分の能力を眠らせることなく、
社会との接点を持ち続けられる環境を作ります

リネンナで働くのはプロフェッショナルな女性たち。

彼女たちは、自身のライフスタイルに合わせて雇用形態を選ぶことからスタートします。居住エリアも問いません。

ライフスタイルの変化を受けやすい女性が、結婚をしても出産をしても、自身の能力を社会に還元しつづけて欲しい。

ワークよりもライフに比重を置く時期があってもいい。隙間時間でも、自宅からでも、社会との接点を持ち続けて欲しい。

働く女性たちの視点が、リネンナを作っています。