【アイテム別】タオルの“パイルを立たせる”洗い方

【アイテム別】タオルの“パイルを立たせる”洗い方

洗濯研究家の平島利恵です。

「新品のタオルはふわふわだったのに、いつの間にかゴワゴワ…」
毎日使うものだから仕方ない、と諦めていませんか?

実はそのゴワつき、タオルの"寿命"ではなく、洗い方と干し方の積み重ねで起きていることがほとんどです。
ポイントを知れば、今お使いのタオルでも、手触りをふわふわに戻せます。

なぜタオルはゴワゴワになるのか

脱水でパイルが寝てしまう

タオル表面のふんわり感をつくっているのは、パイル(ループ状の糸)です。
洗濯後の脱水では強い遠心力がかかり、このパイルが一方向に押し倒された状態になります。
そのまま干してしまうと、糸が寝たまま固定され、硬い仕上がりになってしまうのです。

過乾燥による繊維のダメージ

天日干しは清潔なイメージがありますが、長時間の直射日光は要注意です。
水分が飛びすぎると、繊維が乾ききってパリパリになり、弾力が失われます。
「しっかり乾かす」と「乾かしすぎ」は別物なのです。

洗剤・柔軟剤の残留

洗剤や柔軟剤が繊維に残ると、パイル同士がくっつきやすくなります。
特に柔軟剤の使いすぎは、吸水性を下げるだけでなく、黒ずみやニオイ戻りの原因になることもあります。

正しい洗濯方法・実践ステップ

どのくらいの頻度で洗う?

タオルは1回使ったら、その都度洗うのが鉄則です。

バスタオルなどは特に「お風呂上がりに使うだけでしょ?」と思うかもしれませんが、
タオルの表面は細かいパイルでできており、一見きれいでも汗・皮脂・角質を奥深くまで絡め取っています

さらに、水分をたっぷり含んだタオルは乾きにくく、雑菌が繁殖しやすい環境。
洗わずに放置すると、残った水分と皮脂汚れをエサに雑菌が増え、
生乾き臭や黒ずみの原因になります。

すぐに洗濯機を回せない場合は、濡れたまま丸めて放置せず、
広げて干しておく(乾かしながら保管する)ことで雑菌の繁殖を防げます。

洗うときの基本|水量・柔軟剤・すすぎ

洗濯物は洗濯槽の7〜8割までに抑え、水量は多めに設定します。
タオルが水の中でしっかり動けることで、パイルが潰れにくくなります。

柔軟剤を使った方がふんわりするのでは?とよく思われがちなのですが、
実はこれは間違いです。
タオルに柔軟剤は毎回使う必要はありません。
使う場合でも、10回に1回程度・規定量より少なめが目安です。

また、すすぎは2回以上。
洗剤残りを防ぐことで、手触りと清潔感が保たれます。

干す前のひと手間|「バサバサ」と振る

洗濯機から出したタオルは、両端を持って強めに4〜5回上下に振ります。
ゴワつきが強い場合は10回ほど行っても構いません。

この動きで、寝てしまったパイルに空気が入り、立ち上がりやすくなります。
さらに、毛並みに逆らって軽くなでてから干すと、仕上がりに差が出ます。

干し方の正解|「陰干し」か「乾燥機」

乾燥機が使える場合は、温風と回転によって繊維に空気が含まれ、最も簡単にふんわり仕上がります。

干す場合は、風通しの良い日陰がおすすめです。
乾いたらすぐ取り込むことが、硬くさせないための大切なポイント。
天日干しは短時間なら問題ありませんが、長時間は避けましょう。

ゴワゴワがひどい時のリカバリー

すでに硬くなってしまったタオルには、40℃程度のお湯でのつけ置き洗いが有効です。
繊維の奥にたまった汚れが抜けると、風合いが戻りやすくなります。

つけ置き洗いには、Rinennaの粉末洗剤No.1がおすすめ。
40℃のお湯で酵素が活性化し、繊維の奥の汚れをしっかり分解します。
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洗濯研究家・平島利恵からのアドバイス

タオルをふんわり仕上げるコツは、
水量を増やすこと、柔軟剤を控えること、干す前にひと振り。
たったこれだけです。

それだけで、思わず顔をうずめたくなるような、やわらかさが戻ってきます。
正しい洗濯は、タオルの寿命をのばし、毎日の心地よさをそっと底上げしてくれるもの。

"ふんわり"は、特別な道具がなくても、
今日の洗濯からご自宅でつくれます。

動画で見る|タオルをふわふわにする洗い方

手順を動画で確認したい方は、こちらをご覧ください。

>YouTubeチャンネル「洗濯研究家 平島利恵」で他の動画も見る

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この記事を書いた人

平島利恵

平島利恵

洗濯研究家 / 株式会社Heulie代表 / クリーニング師

東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げる。2013〜2015年NY在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国し、洗濯洗剤と布ナプキンブランド"Rinenna"を展開。現在、洗濯研究家として「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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