洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。
ママやキッズ、通勤用まで、毎日使うリュック。一見きれいに見えても、ショルダーや背面は汗を吸い込み、底面は黒ずんでいることが多いのをご存知ですか?
このリュック、洗える?まず確認
リュックの洗濯表示タグを見て判断します。
桶マーク+数字 → 洗濯機OK。線が2本あればおしゃれ着コースで。
桶+手のマーク → 手洗い推奨。
桶に×マーク → 自宅で洗えません。クリーニング店へ。
洗濯表示がない場合は素材で判断:
- 洗える素材:ナイロン、ポリエステル
- 手洗い推奨:綿、麻、帆布、キルティング、撥水加工あり
- 洗えない:革、合皮(装飾の一部に革があるものも不可)
洗う前に色落ちチェック。白い布に中性洗剤をつけ、リュックの目立たない場所にトントン押し当てます。色移りしたら水洗いは推奨しません。
リュックの洗い方
洗う前の準備
キーホルダー等の装飾物をすべて外し、ポケットの中身をすべて出す。リュックを裏返して四隅の埃やゴミを歯ブラシで取り除く。シミがあれば洗剤をつけた歯ブラシで優しく叩く。
洗濯機で洗う場合
手洗いの場合
汗やニオイが気になるなら、Rinenna #1でつけ置き
おしゃれ着洗剤ではニオイや汗の蓄積汚れが落ちきらないことがあります。汗・皮脂・手垢の汚れをしっかり落としたいなら、Rinenna #1のつけ置きが効果的です。
洗濯機で洗えるリュックなら。つけ置き後、洗浄液ごと洗濯機に入れて「おしゃれ着コース」で洗えます。追加で洗剤を入れる必要はありません。
本品(1kg・約50回分)なら1回あたり約72円。
リュック洗濯の注意点
- 頻繁に洗いすぎない:型崩れ・撥水加工の劣化の原因に。撥水リュックは年1〜2回に
- ゴシゴシ擦らない:繊維が傷みます
- 乾燥機は使わない:ナイロンは熱に弱く、縮み・型崩れの原因に
- 天日干ししない:紫外線で色あせ。必ず陰干し
- 漂白剤・柔軟剤は使わない:撥水加工が劣化します
もっと詳しく知りたい方へ
撥水・防水加工リュックの洗濯頻度
撥水・防水加工は永続的ではなく、洗濯するたびに効果が弱まります。登山用リュックなどは年1〜2回にとどめ、普段は使用後にしっかり乾かす・固く絞った布で拭くなど日常のお手入れを心がけましょう。
コインランドリーで洗える?
洗濯機洗いOKのリュックであればコインランドリーでも洗えます。厚手の洗濯ネットに入れて洗濯。ただし、おしゃれ着コースや洗剤の選択ができないため、自宅の洗濯機の方が安心です。防水加工のリュックはコインランドリーの使用を控えましょう。乾燥機は使わず、持ち帰って陰干し。
ノースフェイスやモンベルなどブランドリュックは?
登山用リュックは特殊な防水加工がされていることがあります。洗濯表示や各メーカーの公式サイトに記載のお手入れ方法を必ず確認してから洗いましょう。
リュックにつきやすい汚れと対処法
土・泥汚れ:よく乾かしてからはたいて落とし、中性洗剤で優しくもみ洗い。いきなり水で流すと繊維の奥にシミとして入り込むので注意。
汗・皮脂汚れ:40℃のお湯で皮脂を溶かし出す。ニオイがひどい場合はRinenna #1でつけ置き。
ちり・ホコリ・排気ガス:定期的に丸洗いするか、固く絞った布で拭いてお手入れ。
リュックを長持ちさせるコツ
- 使用後はしっかり乾かす
- 風通しの良い場所で保管
- 撥水・防水スプレーで汚れの付着を防止
- 汚れたときにさっと水拭き