洗剤と柔軟剤の正しい入れ方 | 投入口を間違えるとどうなる?よくあるNG例と対処法

洗剤と柔軟剤の正しい入れ方 | 投入口を間違えるとどうなる?よくあるNG例と対処法

平島利恵
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洗濯研究家 平島 利恵

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。

洗濯の時、うっかり洗剤と柔軟剤を入れ間違えてしまった!——そんな経験はありませんか?

焦りますよね。でも、正しく対処すれば問題ありません。落ち着いて対応しましょう。

【結論】間違えたらこう対処する

まずは結論から。入れ間違えたパターン別に、対処法をまとめました。

洗濯前に気付いた 洗濯中に気付いた 洗濯後に気付いた
柔軟剤口に洗剤を入れた
⚠ 要注意
ケースを取り出し、よく洗浄して戻す 最後のすすぎ前ならケースを取り出して洗浄 衣類に洗剤が残っている状態。もう一度すすぎを行う
洗剤口に柔軟剤を入れた ケースを取り出し、よく洗浄して戻す そのままでもOK(柔軟剤効果は減少) そのままでもOK。汚れが気になれば洗い直す

特に気をつけてほしいのは「柔軟剤口に洗剤を入れてしまった」パターン

この場合、最後のすすぎの水に洗剤が混ざってしまうため、衣類に洗剤成分が残ります。肌への刺激にもなるので、必ずすすぎ直してください。

ここから先は、それぞれのパターンをもう少し詳しく解説します。

柔軟剤口に洗剤を入れてしまった場合

洗剤と柔軟剤を間違えた

これが一番やっかいなパターンです。

柔軟剤の投入口に入れたものは、最後のすすぎの水と一緒に投入されます。つまり、洗剤が「すすぎ」の工程で出てきてしまい、衣類に洗剤成分が残ったまま仕上がることに。

洗濯前に気付いた場合

柔軟剤ケースを取り出し、中を空にして、ケースに残った洗剤成分をしっかり洗い流してから戻しましょう。

洗濯中に気付いた場合

洗濯機を一時停止して、柔軟剤ケースを取り出して洗浄します。すでにすすぎの工程に入っていて泡が混ざっていたら、洗濯終了後にもう一度すすぎを行いましょう。

洗濯が終わってから気付いた場合

衣類に洗剤成分が残っています。もう一度すすぎを行いましょう。柔軟剤も使いたい場合は、すすぎ2回以上に設定してください。

洗剤口に柔軟剤を入れてしまった場合

こちらは比較的影響が小さいパターンです。

洗剤口に入れたものは、最初の給水時に投入されます。つまり柔軟剤が「洗い」の工程で出てきてしまいますが、その後のすすぎで洗い流されるため、大きな問題にはなりません。

洗濯前に気付いた場合

ケースを取り出して洗浄し、正しく洗剤と柔軟剤を入れ直しましょう。

洗濯中〜洗濯後に気付いた場合

基本的にはそのままでも問題ありません。ただし、洗剤を入れていなかった場合は汚れが落ちていないので、洗剤を入れて洗い直しましょう。洗剤も入れた上で柔軟剤も入れてしまった場合は、柔軟剤の効果が薄まる程度です。汚れ残りが気にならなければそのままで大丈夫です。

そもそも洗剤と柔軟剤、なぜ投入口が分かれてるの?

洗濯機の投入口

わかりやすく言うと、洗剤はシャンプー、柔軟剤はトリートメントです。

役割 投入タイミング
洗剤 汚れ・皮脂・菌を繊維から浮かせて落とす洗浄剤 最初の給水時(「洗い」の工程)
柔軟剤 繊維をコーティングし、柔らかく仕上げる仕上げ剤 最後のすすぎ(「すすぎ」の工程)

投入されるタイミングがまったく違うからこそ、投入口も分かれているわけです。シャンプーとトリートメントを同時につけても効果が半減するように、洗剤と柔軟剤も混ざるとお互いの効果を打ち消し合ってしまいます。

平島利恵
ちなみに、つけ置き洗いの場合は?つけ置き洗いの場合は、洗剤をお湯に溶かして衣類を入れるだけなので、投入口の入れ間違いは起きません。汚れが蓄積して「普通に洗っても落ちない」と感じたら、つけ置き洗いに切り替えるのもひとつの方法です。

よくある質問

柔軟剤を入れ忘れたらどうする?

最後のすすぎが始まる前なら、一時停止して柔軟剤投入口に入れればOKです。すすぎが終わってしまった場合は、柔軟剤を投入して「すすぎ→脱水」を行いましょう。

柔軟剤だけで洗濯してしまったら?

柔軟剤には洗浄力がないため、汚れは落ちていません。洗剤を入れて洗い直しましょう。

柔軟剤の投入口がない洗濯機はどうする?

最後のすすぎのタイミングで一時停止し、直接洗濯槽に柔軟剤を入れてから再開します。最初から入れると洗剤と混ざって効果が半減するので注意してください。

間違えないための予防策

  • 投入口のラベルを確認する癖をつける慣れてくるほどうっかりミスが起きやすくなります
  • 投入口を定期的に掃除する洗剤・柔軟剤がこびりつくとカビの原因にも。少し熱めのお湯とブラシで洗浄しましょう
  • 洗剤と柔軟剤のボトルを見分けやすく配置する形や色が似ていると間違えやすいので、置き場所を分けるのも効果的です

まとめ

洗剤と柔軟剤を間違えてしまっても、焦る必要はありません。

覚えておいてほしいのは、「柔軟剤口に洗剤」の場合だけはすすぎ直しが必要ということ。逆のパターン(洗剤口に柔軟剤)は、汚れ残りが気にならなければそのままで大丈夫です。

正しく対処すれば衣類にダメージはないので、安心してくださいね。

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平島 利恵(ひらしま りえ)

洗濯研究家 / 株式会社Heulie代表 / クリーニング師

TV・雑誌・WEBメディアなど多方面で洗濯の監修・執筆を担当。主婦としての視点と専門家としての知識を両立し、正しい洗濯方法を発信している。四児の母。

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