洗濯研究家の平島利恵です。
毎日使う洗濯機。
「オート」「おまかせ」だけで回していませんか?
実は、洗濯機の設定を正しく選ぶだけで、汚れ落ち・臭い・シワ・生地の寿命まで大きく改善します。
今回は、仕上がりを良くするために見直したい「5つの設定」を分かりやすくお伝えします。
仕上がりが変わる!見直すべき5つの洗濯機設定
その1【水量】水量不足は汚れ落ちの大敵

最近の洗濯機は節水優先で、オートにすると水量がかなり少なめ。
しかし、汚れを落とすには十分な水が必要です。
水が足りないと…
- 汚れが落ちない
- タオルがゴワつく
- 臭いが残る
という「実は洗えていない」状態になりがち。
とくにタオルは摩擦が増えて硬くなりやすいので、
水量は多め・高水位に設定が基本です。
その2【すすぎ】すすぎ不足は黒ずみ・ニオイの原因

すすぎが足りないと、
- 洗剤が繊維に残る
- 汚れと混ざった洗浄水が流れきらない
という状態に。
その結果…
- 洗剤のニオイ残り
- 黒ずみ
- ゴワつき
につながります。
すすぎ1回だと汚れが十分にすすげないため、
洗剤に関係なく2回以上のすすぎの設定にしましょう。
柔軟剤を使う場合は、必ず2回以上のすすぎの設定にしましょう。仕上がりが変わります。
その3【脱水時間】"長すぎ"も"短すぎ"もNG

脱水は長ければ良いわけではありません。
長すぎると…
- 生地が伸びる
- シワが強く残る
- 傷みやすい
短すぎると…
- 乾きにくい
- 生乾き臭の原因
素材に合わせて調整するのがポイントです。
適切な脱水時間の目安は、
- デリケート素材 → 15秒〜1分
- ワイシャツやシーツ → 軽め脱水でシワ伸びを活用
- 部屋干し → 長め脱水で時短
防水素材は脱水禁止なので注意しましょう。
その4【水温】40℃前後で洗剤が最大に働く

40℃前後は洗剤の酵素が最も働く温度帯。
皮脂・黄ばみ・ニオイが落ちやすくなります。
温度設定ができる洗濯機なら、普段着にもぜひ取り入れてみてください。
(お湯で洗う際は、衣類に付いている洗濯表示の上限温度をご確認ください。)
その5【コース選び】素材に合ったコースで仕上がりが変わる

洗濯機に搭載されている、洗濯コースは利用されていますか?
素材に合わない設定だと、縮み・型崩れ・汚れ落ち不足が起きやすいです。
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洗濯研究家・平島利恵からのアドバイス
洗濯機の設定は、
「なんとなく」ではなく「目的に合わせて選ぶ」ことで本領を発揮します。
- 水量を増やす
- すすぎを2回にする
- 脱水を素材に合わせる
- コースを正しく選ぶ
この4つを見直すだけで、
「最近洗濯の仕上がりがいい!」と実感していただけるはず。
今日から"オートだけに頼らない洗濯"を始めてみませんか?
「洗濯の基本」シリーズ
この記事を書いた人

平島利恵
洗濯研究家 / 株式会社Heulie代表 / クリーニング師
東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げる。2013〜2015年NY在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国し、洗濯洗剤と布ナプキンブランド"Rinenna"を展開。現在、洗濯研究家として「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。
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