洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。
「平日は忙しいから、洗濯は週末にまとめて」——共働きや一人暮らしのご家庭では、ごく自然なスタイルです。
ただ、溜めた洗濯物や洗濯カゴから嫌なニオイ、洗ったのにニオイが取れない…という経験はありませんか?実は、まとめ洗いには「保管」「洗い方」「洗濯槽」の3つの落とし穴があります。ここを押さえれば、まとめ洗いでも清潔に洗い上がります。
溜めた洗濯物が臭う理由|雑菌とカビが大繁殖
溜め置きした洗濯物の嫌なニオイの原因は、「モラクセラ菌」という雑菌です。
モラクセラ菌は、洗濯物に残る皮脂やタンパク質、水分をエサにして繁殖し、フンのようなものを出します。これがあの嫌なニオイの正体。洗っても落としきれていないと、ニオイは何度でも復活します。
さらに、洗濯物の放置はカビの発生原因にも。カビは湿度60%以上の場所を好み、タンパク質や脂肪を栄養にして繁殖します。汚れて湿った洗濯物の山は、カビにとって最適な環境なのです。
雑菌を繁殖させない、洗うまでの保管のコツ
まとめ洗いを清潔に洗い上げる4つのポイント
① お急ぎモードは使わない(すすぎ2回以上)
時短のためにお急ぎモードを選びがちですが、これはすすぎと脱水を減らすモード。汚れた水を洗い流す回数が減るので、雑菌や汚れが衣類に残り、ニオイ戻りの原因になります。1度で確実に洗い上げることが、結局いちばんの時短・節約です。すすぎは必ず2回以上に。
② 洗濯機に詰め込みすぎない
洗濯物が多すぎると洗濯機が回らず、洗浄力が落ちます。縦型は洗濯槽の7〜8割、ドラム式は上部にこぶし2つ分の余裕を目安に。量が多い日は無理に詰めず2回に分けましょう。タオル類は汚れやニオイが繊維の奥に入りやすいので、衣類と分けて洗うのがおすすめです。
③ ニオイ・汚れがひどい物は、40℃のお湯でつけ置き
汚れやニオイが気になる洗濯物は、洗濯機に入れる前に40℃以上のお湯でつけ置きすると、皮脂汚れが浮き出しやすくなります。その際、ニオイの原因菌のエサになるタンパク質を分解する「酵素」を配合したRinenna #1を使うと、より高い効果を得られます。
つけ置きしている間に、1回目の洗濯を回すのが効率的。つけ置き開始 → 1回目を洗濯 → 干す → つけ置きした物を液ごと洗濯機へ。待ち時間がそのまま時短になります。
④ 洗濯前のチェックを忘れずに
まとめ洗いの失敗(ティッシュまみれ・色移り)を防ぐチェックリスト。
- ポケットの中身を確認する
- 色物と白物を分ける
- 装飾品付き・デリケートな生地はネットに入れる
- ファスナー付きは閉める
まとめ洗いにおすすめはRinenna #1
まとめ洗いには、液体より洗浄力の高いアルカリ性の粉末洗剤が向いています。皮脂や食べこぼしをしっかり落とせるからです。
本品(1kg・約50回分)なら1回あたり約72円。
それでも臭うなら、原因は「洗濯槽」かもしれません
洗剤も洗い方も見直したのに、洗い上がりが臭う。その場合、洗濯槽の裏側に黒カビと雑菌が溜まっている可能性が高いです。どんなにいい洗剤を使っても、洗濯槽が汚れていたら衣類は清潔に洗い上がりません。
洗濯機を使わない時は蓋や扉を開けて槽内を換気・乾燥させること。そして、平日洗濯をしない時間を活かして、月に1回の洗濯槽洗浄を習慣化するのがおすすめです。
まとめ洗い派こそ、槽洗浄を「平日」にできます。Rinenna #3は40℃のお湯を使えば約2〜3時間で槽洗浄が完了。週末の洗濯に影響しないので、月1回のケアが無理なく続けられます。
まとめ洗いを早く乾かすコツ
外干し・部屋干しともに大切なのは風通しです。
- 部屋干しは窓際ではなく部屋の中央に
- 洗濯物同士はこぶし1つ分の間隔を空ける
- 厚手の物は裏返し、フード付きは専用ハンガーや洗濯ばさみで持ち上げて干す
- サーキュレーター・扇風機・除湿機・厚みのあるハンガーを活用
まとめ
週末のまとめ洗いでも、「通気よく保管」「すすぎ2回以上・詰め込まない」「ニオイ衣類は40℃+#1でつけ置き」「月1回の槽洗浄」の4つを押さえれば、清潔に洗い上がります。
溜めた洗濯物のニオイに悩んでいる方は、まずつけ置きから試してみてください。