洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。
「Rinenna#1と#2、どっちを買えばいいの?」「違いがよくわからない…」そんなお声をよくいただきます。結論から言うと、洗浄力に差はありません。違いは「香り」と「蛍光剤の有無」の2つだけです。この記事で、あなたに合う1本の選び方を解説します。
#1と#2の共通点|どちらも「身体から出る汚れ」に強い
まず共通点から。どちらも「身体から出る汚れ」にフォーカスして作られたアルカリ性の粉末洗濯洗剤です。汗ジミ・黄ばみ、血液(鼻血・経血)、うんち・ミルクじみ、皮脂汚れ・襟袖の黒ずみ、加齢臭・汗のニオイ ── これらの汚れには、#1でも#2でも同じように効果を発揮します。
どちらもアルカリ性に調整することで、タンパク質汚れを溶かし出し、高い洗浄力を実現しています。毎日の洗濯には洗濯機で、蓄積した汚れには約40℃のお湯でつけ置きすると、効果を最大限に発揮します。
違いは「香り」と「蛍光剤」の2つだけ
| Rinenna #1 | Rinenna #2 | |
|---|---|---|
| 洗浄力 | 同じ | 同じ |
| ニオイ除去 | 同じ | 同じ |
| 香り | マンダリン シトラス |
ホワイト ムスク |
| 蛍光剤 | 無配合 | 配合 (白を際立たせる) |
| 向く衣類 | ベビー服・ 色柄物・生成り |
Yシャツ・ 白い運動着・上履き |
違い①:香り
#1はマンダリンシトラス(清涼感のある爽やかな香り)。赤ちゃんから大人まで幅広く使うことを前提にした香りです。
#2はホワイトムスク(大人っぽく清潔感のある香り)。Yシャツなど大人衣類向けに開発しました。
どちらも微香性で、しっかりすすげば香りは残らないので、香りが苦手な方も安心です。
違い②:蛍光剤の有無
蛍光剤は、紫外線の力で白い色をより白く見せる成分です。Yシャツや白い運動着、上履きなど白く見せたい衣類には、蛍光剤配合の#2がおすすめです。
一方#1は蛍光剤を配合していません。淡い色の赤ちゃん衣類や生成り色の風合いを損なわずに洗いたい場合は#1を選んでください。
蛍光剤の注意点をもっと詳しく
- 紫外線が届かない屋内では、見た目の変化はありません
- 色柄物に使うと、紫外線の下で色褪せして見える場合があります
- 生成り色の風合いが損なわれて見える場合があります
- 蛍光剤は効果が持続しやすく、一度使うと衣類に残ることがあります
Rinennaの得意な汚れ・苦手な汚れ
Rinennaは、汚れを繊維の奥から浮かせて剥がし落とす洗剤です。漂白剤ではないので、得意な汚れと苦手な汚れがあります(#1・#2で違いはありません)。
◎ こんな汚れが得意です

- 汗じみ・黄ばみ
- 皮脂汚れ・加齢臭
- 血液・おりもの
- うんち・ミルク
- 食べこぼし・泥汚れ
- 生乾き臭・部屋干し臭・タオルのニオイ
△ 時間がかかるケース
- 長期間放置した蓄積汚れ
- 頑固な古いシミ
- 繊維の奥まで染み込んだ汗じみ
- 時間の経ったミルク染み・うんち・血液汚れ
これらは複数回のつけ置きで段階的に落ちていきます。
— 難しいケース
- 他の洗剤・漂白剤で処理済みで色素だけが沈着したもの
- インク・染料系の汚れ
- 経年劣化による変色
油性のシミ(ファンデ・口紅・食用油)は、油性の汚れにフォーカスしたRINENNA Pro #ZEROとの併用がおすすめです。
結局どっちを選べばいい?
迷ったら、まずはRinenna#1がおすすめです。#1・#2はいずれも色柄物にお使いいただけます。「赤ちゃん衣類には#1、パパのYシャツには#2」のように使い分けている方も多いです。
トライアル1袋(20g)で洗えるものの目安
トライアル1袋で約2Lの洗浄液を作れます。衣類が洗浄液にしっかり浸かることが大切です。
| アイテム | 目安量 | 使用量 |
|---|---|---|
| 大人の薄手Tシャツ・肌着 | 1枚 | 1袋 |
| 靴下 | 2〜3足 | 1袋 |
| 子どものTシャツ | 2枚程度 | 1袋 |
| フェイスタオル | 1枚 | 1袋 |
| 薄手のブラウス | 1枚 | 1袋 |
| 上履き | 1足 | 1袋 |
| 大人のYシャツ(厚手) | — | 2袋推奨 |
| スウェット・トレーナー | — | 2袋推奨 |
| バスタオル | — | 2袋推奨 |
| 靴(大人用) | — | 2袋推奨 |
厚手の衣類や水を多く吸うものは、2袋(40g/4L)でのつけ置きをおすすめします。つけ置きと洗濯機洗いで使う量が変わる点は、下の記事で詳しく解説しています。
注意:ウール・シルク・カシミヤには使えません
#1も#2も、汚れ落ちを追求しているためアルカリ性に調整しています。アルカリ性はタンパク質を溶かす性質があるため、ウール・シルク・カシミヤなど動物性繊維を使用した衣類にはご使用をお控えください。おしゃれ着やデリケート素材を洗いたい場合は、中性のRinenna No.8をお使いください。
まとめ
- 洗浄力・ニオイ除去力は#1も#2も同じ
- 違いは香り(#1=マンダリンシトラス/#2=ホワイトムスク)
- 違いは蛍光剤(#1=無配合で生成り・淡色に/#2=配合で白を際立たせる)
- ベビー服・色柄物・生成りは#1、Yシャツ・白い運動着は#2
- 迷ったら、まずは#1がおすすめ