洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。
布おむつ育児の最大のハードルといえば「布おむつのお洗濯」ではないでしょうか。洗って繰り返し使えるのが布おむつの魅力ですが、時間的にも精神的にも余裕のない時期には、気が進まないこともありますよね。この記事では、できるだけ手間をかけずにスッキリ洗える、布おむつの洗い方をご紹介します。
布おむつの洗い方を動画で見る
布おむつ洗濯に必要なもの

布おむつのつけ置き洗いに必要なのは、洗浄剤と、つけ置き用のバケツです。バケツは蓋つきのオムニウッティがおすすめ。蓋つきならつけ置き中のニオイも気になりません。
洗浄剤は、重曹(またはアルカリウォッシュ)か、つけ置き洗剤Rinennaのいずれかを使います。それぞれ特徴が違うので、まず違いを知っておきましょう。
重曹とアルカリウォッシュの違いって?
重曹・アルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)はどちらも布おむつの洗濯に使えます。重曹は炭酸水素ナトリウム(通称「炭酸」)。アルカリウォッシュは、重曹と炭酸ナトリウムを混ぜたもので、重曹より水に溶けやすく、pHがやや高い(=アルカリ性が強い)特徴があります。
汚れの分解・漂白作用は重曹より強いのですが、汚れを浮かせて落とすのではなく汚れを壊して落とすイメージに近いため、つけ置きを繰り返すとだんだん繊維が薄くなってきます。また、溶かした水に長時間触れると皮脂も落ちていくので、手荒れもしやすくなります。溶液に触れる場合は、ゴム手袋の利用をおすすめします。
重曹・アルカリウォッシュでの洗い方(3ステップ)
まずは重曹(アルカリウォッシュ)を使った、基本のつけ置き洗いです。
重曹での布おむつの洗い方を詳しく見る
STEP1:つけ置きバケツを用意し、溶液をつくる
バケツに重曹(またはアルカリウォッシュ)大さじ1杯とお湯4リットルを入れます。重曹は水2Lに対して大さじ1杯(約20g)が目安。濃度が薄かったり、水面から布おむつがはみ出ると、雑菌やカビが繁殖するので注意。冷たい水より40〜50℃のお湯を使うと、重曹も溶けやすく効果的です。
STEP2:汚れた布おむつを入れて一晩つけ置き
固形のウンチはトイレに流します。月齢の低い赤ちゃんのゆるいウンチは、トイレやシャワーで軽く流すか、ペーパーで拭ってからバケツへ。重曹だとうんちの黄ばみまで落ちないこともあるので、つけ置き前に軽くもみ洗いの前処理をします。水面からおむつが出ているとカビが発生することがあるので、しっかり水に浸けてください。重曹・アルカリウォッシュを入れずに水だけでつけ置くと、カビと雑菌が発生し感染症のおそれがあるので、必ず入れてください。
STEP3:バケツの水ごと洗濯機へ
洗濯機の脱水機能で3〜4分脱水してから、いつも通り洗濯します。脱水を省いても汚れは落ちますが、汚れたつけ置き水を一度脱水した方がより綺麗に洗えます。
※気になる方は、うんち用とおしっこ用でバケツを分けるのもおすすめです。うんちの方が汚れが多く、洗浄成分をより多く必要とする傾向があります。
洗ったあとの干し方・ゴワつきを抑えるコツ
できるだけ風通しの良い場所で、お日様に当てて干しましょう。紫外線で黄ばみが和らぎます。外に干せない場合は乾燥機でも◎(ただしおむつカバーは防水機能が剥がれるので外干しに)。
重曹で洗った布おむつ(特に輪おむつ)は、素材によっては表面がゴワゴワすることも。ゴワつきを抑えるには ── お日様と風に当てて干す/よく振ってから干す(寝た繊維が起き上がる)/乾燥機があれば熱風でふんわり。
もみ洗い不要!Rinennaでの布おむつの洗い方

つけ置き洗剤Rinennaなら、もみ洗いなしで、つけ置きだけで汚れを落とせます。重曹のように「汚れを壊す」のではなく、タンパク質分解酵素の力で汚れを繊維の奥から浮かせて落とす洗剤だからです。用意するのはRinenna #1と、つけ置きバケツだけ。
バケツにRinenna大さじ2杯とお湯4リットルを入れます。水2Lに対して大さじ2杯(約20g)が目安。40〜50℃のお湯だと溶けやすく効果的。
固形のウンチを流したら、あとは入れるだけ。Rinennaはもみ洗いが必要ありません。水面から出ないよう浸けてください。
3〜4分脱水してから通常洗濯。もみ洗いしていなくても、脱水でうんちカスが取れます。
もみ洗いをしていないので、つけ置きの段階ではうんちカスがおむつについていることもありますが、脱水することでうんちカスが取れます。またRinennaは洗濯槽の掃除もしてくれる役割があり、普段の洗剤と同じように使うと、だんだん洗濯槽も綺麗になってきます。
お母さんのもみ洗いストレスから解放するために

「楽して汚れがしっかりきれいになるお洗濯ができれば」── つけ置き洗剤Rinennaは、そんな想いから生まれました。
赤ちゃんとの生活では、ミルクじみや食べこぼし、うんちなど、繊維の奥の汚れを落とすためにもみ洗いが必要だったり、色じみが落ちきらないことも。弊社スタッフの布おむつ育児経験に基づき、面倒なもみ洗いなしで汚れをしっかり落とせるつけ置き洗剤を目指して開発しました。
Rinenna #1は、布おむつのもみ洗いをなくしてつけ置きだけで汚れを落とすことに成功した洗剤です。タンパク質の分解作用が高く、らくに汚れをごっそり落とせます。布おむつだけでなく、産後の悪露の血液汚れやパパの襟の黒ずみまで、身体から出る汚れに使えます。
もし赤ちゃんがノロウイルスなどを持っていたとしても、もみ洗いの工程を省けるRinennaなら、排泄物に直接触れずに洗えるので、赤ちゃんからお母さんへの感染リスクを最小限に抑えられます。
これから布おむつを始める方・選ぶ方へ

「布おむつに興味はあるけれど、種類が多くて選べない」「いつから始めればいい?」── そんな方のために、布おむつの選び方や、Rinennaの布おむつ「マシュマロおむつ」に込めた想いを、別の記事でじっくりお伝えしています。
リネンナで清潔・快適な布おむつライフを
赤ちゃんにとって心地よく、お母さんには扱いやすい布おむつ。洗濯のハードルさえ下がれば、布おむつ育児はぐっと楽しくなります。汚れをリセットしたいときは、Rinennaのつけ置き洗いをぜひ一度お試しください。出産ギフトにも喜ばれています。
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