洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。
スーツをクリーニングに出したのに、まだ臭いが気になることはありませんか?実は、クリーニングに出してもニオイが取れないことがあるんです。
今回は、その理由と自分でできる対策をお伝えします。
クリーニングでは汗・皮脂汚れが落ちにくい
スーツをクリーニングに出すと、多くの場合「ドライクリーニング」で処理されます。
ドライクリーニングは、水ではなく有機溶剤を使って洗う方法。油汚れやシミには強いのですが、汗や皮脂などの水溶性の汚れは苦手なんです。
スーツのニオイの原因は、汗や皮脂が繊維に残り酸化したもの。ドライクリーニングでは、この汚れを十分に落としきれないことがあります。
スーツは汚れが蓄積しやすい

スーツは、毎日・長時間着るのに洗う頻度は低いですよね。
「シーズンに1回クリーニング」という方も多いのではないでしょうか。
その間にも、汗や皮脂は少しずつ蓄積しています。特に襟や脇、背中など、肌に近い部分は汚れが溜まりやすい。この蓄積汚れが酸化して、ニオイになるんです。
ニオイが気になるなら「洗えるスーツ」を選ぼう

スーツを着る時間が長い、汗をかきやすい、ニオイが気になる…。そんな方は、最初から洗えるスーツを選ぶのがおすすめです。
最近は自宅で洗える「ウォッシャブルスーツ」も増えています。これならこまめに汗や皮脂をリセットできます。
ウォッシャブルスーツの洗い方|簡単3ステップ

ウォッシャブルスーツは、自宅の洗濯機で洗えます。ポイントは中性洗剤を使うこととやさしく洗うことです。
スーツを自宅で洗うなら中性洗剤を

スーツの洗濯表示を見ると、多くが「中性洗剤使用」と書かれています。
アルカリ性の洗剤(一般的な粉末洗剤など)を使うと、ウールやデリケートな素材を傷めてしまう可能性があるためです。
スーツを自宅で洗うなら、中性のおしゃれ着用洗剤(Rinenna No.8)を使いましょう。
RINENNA Pro #ZEROとNo.8、どう使い分ける?
Rinennaには、中性の洗剤が2種類あります。
「落とす」ためのZERO、「整えながら洗う」ためのNo.8。用途に応じて使い分けることで、衣類をより長く、気持ちよく着続けることができます。
スーツの襟元についたファンデーション汚れや、襟袖・脇の汗ジミが気になるときは#ZEROを直接塗布。日常的なケアにはNo.8でやさしく洗うのがおすすめです。
仕上げにはNo.9(柔軟剤)を
スーツを自宅で洗ったら、仕上げにRinenna No.9 FABRIC CONDITIONERを使うと、より良い仕上がりに。
- 高級平滑成分が繊維1本1本をコーティング
- シワがつきにくく、滑らかな肌触りに
- 静電気を抑え、花粉やホコリの付着を低減
普段からできるスーツのニオイ対策

1. 洗い替えを用意する
同じスーツを毎日着ると、汗が乾く前にまた汗をかくことに。2〜3着をローテーションできると理想的です。
2. 汗をかいたら着替える
汗をかきやすい方は、替えのシャツやインナーを持参して途中で着替えるのも効果的です。
3. 着用後は陰干しする
脱いだらすぐクローゼットにしまわず、風通しのよい場所でハンガーにかけて湿気を飛ばしましょう。
4. 洗濯槽も掃除する
自宅で洗っても、洗濯槽が汚れているとニオイが移ります。月に1回は洗濯槽クリーナーで掃除を。
まとめ
- 「クリーニングに出せば大丈夫」と思いがちだが、汗や皮脂汚れには限界がある
- ニオイが気になる方は、洗えるスーツを選ぶ・洗い替えを用意する・こまめに着替える
- 自宅で洗うなら中性のNo.8、汚れには#ZERO、仕上げにNo.9
- 普段のケアで、清潔なスーツを保つ
お客様の声
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