洗濯研究家の平島利恵です。
「シャツの襟や袖口の黒ずみが、何を使っても落ちない」——そんなお悩みを、よくいただきます。
ウタマロ石鹸を使った。漂白剤に1日つけた。クリーニングに出した。それでも落ちない。
実は、落ちないのは洗剤が弱いせいだけではありません。黒ずみの構造そのものに、落ちにくい理由があります。
この記事では、黒ずみが落ちない本当の原因と、正しい落とし方、そして再び黒ずませないための予防法をお伝えします。
なぜ、落ちないのか。黒ずみの正体
まず知っておいてほしいのは、黒ずみの正体です。
シャツの襟や袖口の黒ずみは、皮脂・汗・外気のほこりや煤などが混ざり合った複合汚れです。
毎日の生活で肌から分泌される皮脂が、ほこりや煤を繊維に引き寄せてくっつけます。洗濯を繰り返すうちに、汚れは少しずつ繊維の奥に押し込まれ、やがて普通の洗濯では届かない場所に蓄積していきます。
漂白剤やクリーニングでも落ちない理由
ほこり・煤などの無機物は、漂白剤では分解されません。「1日つけても変わらない」「クリーニングに出しても落ちなかった」という経験をされた方が多いのはそのためです。
襟・袖口の構造問題
シャツの襟や袖口は、生地が何重にも重なった構造になっています。特に首回りの台襟と呼ばれる部分は芯地が入っていて厚みがあるため、一度汚れが繊維の奥に入り込むと、石鹸でいくらこすっても洗浄成分が届きません。
袖口も同様です。縫い合わせで生地が重なっているため、汚れが奥に入ると外に押し出せない構造になっています。「毎日洗っているのに黒ずむ」のは、洗い方の問題ではなく、こうした構造的な理由があるのです。
実際に、どのくらい落ちるのか
一般的な黒ずみや黄ばみであれば、Rinenna #1または#2のつけ置き洗いで、蓄積した汚れまでリセットできます。
ただし、汚れの程度や状態によっては、1回のつけ置きでは落ちきれないケースもあります。特に次のような場合は、複数回の洗いや追加のアプローチが必要になることがあります。
落ちにくいケース
・長年にわたって蓄積した黒ずみ
・これまで漂白剤を繰り返し使ってきたもの
・石けんでゴシゴシこすり続けたもの(汚れが繊維の奥に押し込まれている可能性)
それでも、正しい方法で洗うことで確実に変化します。まず1回試して、変化を見てみてください。

「今までで一番汚れが落ちた。クリーニングでも落とせなかった汚れが、これだけ落ちるとは。黄ばみもなくなっていた」 ―お客様の声―
黒ずみの落とし方
まずは、Rinenna #1か#2でつけ置きするだけでOKです。普通の黒ずみや黄ばみであれば、これだけで十分落ちます。
- 1約40℃のお湯を用意少し熱めのお湯が酵素の働きを最大化します。
- 2Rinennaを先に溶かす溶け残りがあると洗浄力が落ちます。よく混ぜてから衣類を入れる。
- 3衣類を入れて6〜12時間つけ置き1袋(トライアル)に対して衣類1枚が目安。夜つけて翌朝洗濯機へ。
- 4洗濯機で通常洗いすすぎ3回以上。洗濯物は縦型7割・ドラム式5割以下に。
Rinenna #1と#2、どちらを選ぶ?
どちらも黒ずみに効果がありますが、衣類の色と悩みの内容で選んでください。

#1か#2か迷ったら
はじめてならまず#1がおすすめです。それで物足りなければ#2へ。黒ずみへの洗浄力はどちらも同じです。
平島利恵
まずはトライアルで1枚、試してみてください。
1袋で衣類1枚・1回分のお試しサイズ。
気に入ったら次回900円OFFクーポンで本品へ。
本品(1kg・約50回分)なら1回あたり約72円。クリーニングより経済的です。
つけ置きで落ちない場合は、#ZEROをプラス
長年蓄積した黒ずみや、油汚れが混ざった頑固な汚れは、つけ置きだけでは落ちきれないことがあります。そういった場合は、つけ置き前に#ZEROで前処理することで効果が大幅に上がります。
- 1黒ずみ部分に#ZEROを直接塗布水で湿らせてから塗ると浸透しやすい。
- 2歯ブラシで軽くトントン叩き込むこすらず、叩くようにして繊維に浸透させる。強くこすると生地が傷むので注意。
- 35〜10分置いてからつけ置きへ長時間放置しすぎず、すぐ次のステップへ。#ZERO使用後はすすぎ3回以上。

シミ抜き剤・前処理剤
油汚れにフォーカスした濃縮洗剤。
油汚れを浮かせる働きに特化した濃縮タイプ。つけ置き洗いと組み合わせることで、1回では落ちなかった頑固な黒ずみへの効果を高めます。
#ZEROを見る・購入する落とすより、溜めない。#ZEROで予防する
ここまで読んで「これだけのことを毎回やるのは大変…」と感じた方もいると思います。
その通りです。蓄積した黒ずみを落とすのは、手間も時間もかかります。
だからこそ、溜める前に防ぐ方が圧倒的に楽なんです。
#ZEROを10倍に薄めて、洗濯前に襟・袖口・脇に垂らして塗るだけ。たったこれだけで、皮脂汚れが繊維の奥に入り込む前に分解できます。
#ZEROを10倍に薄めて「塗る」だけ
#ZERO 1に対して水9を混ぜ、洗濯前に指や綿棒などで黒ずみやすい襟元・袖口・脇に直接塗ります。スプレーより「垂らして塗り込む」感じが正解。すすぎは3回以上行えば成分は残りません。

まとめ
- 黒ずみの正体は皮脂・ほこり・煤の複合汚れ。漂白剤では落とせない成分が含まれる
- 台襟・袖口の構造上、汚れが奥に入ると石鹸でこすっても届かなくなる
- 一般的な黒ずみはRinenna #1・#2のつけ置きだけで落ちる
- 長年の蓄積・漂白剤使用歴がある場合は#ZEROで前処理してからつけ置きが効果的
- トライアル1袋は衣類1枚が目安。複数枚まとめると効果が落ちる
- 1回で完全に落ちなくても、繰り返すことで段階的に落ちていく
- 予防なら#ZEROを10倍に薄めて塗るだけが一番楽
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この記事を書いた人

平島利恵
洗濯研究家 / 株式会社Heulie代表 / クリーニング師
東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げる。2013〜2015年NY在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国し、洗濯洗剤と布ナプキンブランド"Rinenna"を展開。現在、洗濯研究家として「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。
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