おしゃれ着洗剤No.8とシミ抜き剤#ZEROの違い|洗い分けと併用のコツ

おしゃれ着洗剤No.8とシミ抜き剤#ZEROの違い|洗い分けと併用のコツ

平島利恵
SUPERVISED BY
洗濯研究家 平島 利恵

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。

おしゃれ着洗剤のNo.8と、シミ抜き剤の#ZERO。どちらも中性で、ウールやシルクなどデリケートな衣類に使えますが、得意なことは違います。「おしゃれ着のシミにはどっち?」「普段のおしゃれ着洗いは?」という疑問に、使い分けと併用のコツをお答えします。

先に結論です。
おしゃれ着の普段洗いはNo.8、油性のシミや汚れがついたら#ZERO。No.8は柔軟成分配合でやさしく洗い上げるおしゃれ着洗剤。#ZEROは油性の汚れに強い濃縮シミ抜き剤で、シミ抜きにも全体洗いにも使えます。どちらも#1・#2が使えないデリケート素材に使えます。

No.8と#ZEROは「役割」が違う

どちらも中性でデリケート衣類に使えますが、得意なことが違います。下の表で全体像をつかんでください。

Rinenna No.8 RINENNA Pro #ZERO
タイプ おしゃれ着洗剤 シミ抜き剤(前処理&全体洗い)
液性 中性 中性
得意なこと デリケート衣類をやさしく洗う 油性の汚れを落とす
汚れ落ち マイルド 高い(超濃縮)
仕上がり 柔軟成分で柔らかく 洗浄重視
すすぎ 1回でOK 3回必要

Rinenna No.8|やさしく洗うおしゃれ着洗剤

No.8は、ニットやカシミヤ、シルクなど「自分で洗うのに気後れする衣類」を、自宅で簡単に洗えることを目指したおしゃれ着洗剤です。これまでクリーニングに出していた衣類を、おうちでケアできます。

No.8には柔軟成分が配合されています。
成分を衣類に残すことで柔らかな仕上がりになるので、すすぎは1回でOK。そのぶん汚れ落ちはマイルドで、デリケートな衣類の風合いを守りながらやさしく洗い上げます。香料・蛍光剤は無配合です。

RINENNA Pro #ZERO|油性の汚れに強いお守り洗剤

#ZEROは、ファンデ・口紅・食用油などの油性の汚れにフォーカスした超濃縮設計のシミ抜き剤。油汚れを落とす力が高いのが特長です。汚れに直接塗る前処理だけでなく、#ZEROで全体洗いもできるので、シミ抜きにも普段洗いにも使えます。

中性洗剤なので、Rinenna #1・#2では洗えない衣類のシミも落とせます。
ウールなどデリケート素材についたシミにも使える、シミ抜きにも全体洗いにも使える万能のお守り洗剤です。

ただし超濃縮設計のため、すすぎは3回必要です。
洗剤成分をしっかり流すことで、衣類を清潔に仕上げられます。

#ZEROは「中性だけどマイルドではない」点に注意

#ZEROは中性ですが、超濃縮設計のため洗浄力が高く、油分を落とす力(脱脂力)も強い洗剤です。「中性だからやさしい」と思って、ウールなどに直接たっぷり塗ったり、ほかのおしゃれ着洗剤のように大量に使ったりすると、油分が抜けすぎて風合いが損なわれ、ギシギシした手触りになることがあります。タンパク質は分解しませんが、油分はしっかり抜けるためです。

#ZEROは「やさしく洗うおしゃれ着洗剤」ではなく、油性の汚れにピンポイントで使う特別な洗剤。デリケート衣類を日常的にやさしく洗いたいなら、おしゃれ着洗剤のNo.8が向いています。

平島利恵
平島利恵よりNo.8は「やさしく洗う」、#ZEROは「しっかり落とす」。おしゃれ着まわりは、この2本を汚れに応じて使い分けると、ほとんどのケースをおうちでカバーできますよ。

おしゃれ着、どっちで洗う?シーン別ガイド

おしゃれ着の状態に合わせた洗い分けをまとめました。ポイントは「すすぎを増やすと柔軟成分も流れるので、すすぎ2回以上のときは柔軟剤をプラスすると柔らかく仕上がる」ことです。

衣類の状態 使う洗剤 すすぎ 柔軟剤
油性のシミがついた #ZERO塗布→おしゃれ着コース 3回 滑らかにしたいならプラス
シミ・汚れ・ニオイは気にならない(普段洗い) No.8 1回 不要
汗をかいた程度 No.8 2回 プラス
No.8と#ZEROを併用したい No.8+#ZERO 3回以上 プラス

油性のシミがついたとき → #ZERO

おしゃれ着に油性のシミがついたら、#ZEROで洗うのがおすすめです。#ZEROを塗布しておしゃれ着コースで洗います。すすぎは3回。滑らかに仕上げたいときは柔軟剤をプラスしてください。#ZEROは超濃縮設計なので、追加の洗剤は不要です。

シミも汚れもないけど洗いたいとき → No.8

シミやニオイは気にならないけれど、着たから洗いたい ── そんな普段のおしゃれ着洗いにはNo.8がおすすめ。柔軟成分が残るすすぎ1回なら、柔軟剤なしでも柔らかく仕上がります。

汗をかいた程度のとき → No.8(すすぎ2回+柔軟剤)

シミはないけれど少し汗をかいた、というときはNo.8ですすぎ2回に。すすぎを増やすと柔軟成分が流れるので、柔軟剤をプラスするとふんわり仕上がります。

No.8と#ZEROを併用したいとき

シミも落としつつおしゃれ着全体も洗いたいときは、No.8と#ZEROを併用できます。その場合はすすぎを3回以上にし、柔軟剤をプラスしてください。すすぎ回数が増えるぶん、柔軟剤で仕上がりを補うのがおすすめです。

まとめ|No.8と#ZEROの使い分け

  • No.8=柔軟成分配合でやさしく洗うおしゃれ着洗剤。汚れ落ちはマイルド、すすぎ1回でOK
  • #ZERO=油性の汚れに強い超濃縮シミ抜き剤。シミ抜きにも全体洗いにも使える。すすぎ3回
  • #ZEROは中性でも脱脂力が強いので、デリケート衣類への直付け・大量使用は避ける
  • どちらも中性なので、#1・#2が使えないデリケート素材に使える
  • 油性のシミは#ZERO、普段のおしゃれ着洗いはNo.8
  • すすぎ2回以上にするときは、柔軟剤をプラスすると柔らかく仕上がる

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Rinenna No.8
Rinenna No.8おしゃれ着・やさしく洗う
柔軟成分配合の中性おしゃれ着洗剤。ウール・カシミヤ・シルクをやさしく洗い、すすぎ1回でOK。香料・蛍光剤無配合。
RINENNA Pro #ZERO
RINENNA Pro #ZERO油性の汚れ・お守り洗剤
油性の汚れに強い超濃縮の中性シミ抜き剤。シミ抜きにも全体洗いにも。#1・#2が使えないデリケート素材のシミにも。すすぎ3回。
Rinenna No.9
Rinenna No.9無香料・柔軟剤
無香料の柔軟仕上げ剤。すすぎを増やしたときの仕上げにプラスすると、より柔らかく。着心地と衣類の長持ちにフォーカス。
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平島利恵
SUPERVISOR

平島 利恵

洗濯研究家 / 株式会社Heulie代表 / クリーニング師

東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げる。2013〜2015年NY在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国し、洗濯洗剤と布ナプキンブランド"Rinenna"を展開。現在、洗濯研究家として「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV・雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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