洗濯研究家の平島利恵です。
「ニットを家で洗ったら縮みそう」
「セーターを洗濯したら、一回り小さくなった」
「Rinenna #1や#2で、ニットも洗っていいの?」
そんなお悩みはありませんか?
Rinenna #1・#2を使ってくださっている方ほど、汚れ落ちのよさを実感してくださっているので、つい「大切な服もRinennaで洗いたい」と思われるかもしれません。
でも、ニットやセーターなどのおしゃれ着は、普段着の汚れ落としとは少し考え方が違います。
ニット洗いで大切なのは、汚れを強く落とすことよりも、繊維を動かしすぎず、風合いを守りながら洗うことです。
この記事では、ニットが縮む理由と、自宅で洗う時の正しい洗い方、そしてRinenna No.8をおすすめする理由をお伝えします。

① まずは洗濯表示を確認する
ニットを洗う前に、必ず洗濯表示を確認しましょう。
どんなに丁寧に洗っても、家庭で水洗いできない衣類を無理に洗うと、縮み・型崩れ・色落ちの原因になることがあります。

洗濯表示の見方
洗濯機マーク:洗濯機で洗える
手洗いマーク:手洗い推奨
水洗い不可マーク:家庭洗濯は避け、クリーニングへ
特に「中性洗剤使用」と書かれている衣類は、弱アルカリ性の洗剤ではなく、おしゃれ着用の中性洗剤を使うのが基本です。
② ニットが縮む原因は「摩擦・脱水・重み」

ニットやセーターが縮む原因は、洗剤だけではありません。
大きな原因は、洗濯中の摩擦、脱水時の強い回転、濡れた状態での重みや引っ張りです。
特にウールなどの天然繊維は、水・熱・動きが重なることで繊維同士が絡まり、フェルト化と呼ばれる縮みが起こりやすくなります。
ニット洗いで避けたいこと
・ゴシゴシもみ洗いする
・通常コースで長く回す
・強く脱水する
・ハンガーで吊り干しする
・熱いお湯で洗う
ニット洗いでは、汚れを落とすこと以上に、繊維を動かしすぎないことが大切です。
③ Rinenna #1・#2でニットを洗ってもいい?

ここは、Rinenna #1・#2を使ってくださっている方に、特に知っていただきたいポイントです。
Rinenna #1・#2は、皮脂汚れ・黒ずみ・食べこぼし・たんぱく質汚れなどにしっかり働きかける、洗浄力に強みのある弱アルカリ性の洗剤です。
一方で、ニットやウール、カシミヤなどのデリケート衣類は、繊維の風合いを守りながら洗う必要があります。
ご注意
Rinenna #1・#2は洗浄力に強みのある洗剤です。
「中性洗剤使用」と表示されているニットやおしゃれ着には、Rinenna No.8のような中性タイプのおしゃれ着洗剤をおすすめします。
汚れをしっかり落としたい衣類には#1・#2。
風合いを守りたいニットやおしゃれ着にはNo.8。
このように、衣類に合わせて洗剤を使い分けることで、大切な服を長く着ることにつながります。
④ 手洗いなら、押し洗いが基本

大切なニットを洗うなら、まずおすすめしたいのは手洗いです。
手洗いといっても、ゴシゴシこする必要はありません。
洗剤を溶かした水の中で、やさしく押して離す。これだけで十分です。
手洗いの手順
1. 30℃以下の水またはぬるま湯を用意する
2. 中性洗剤をよく溶かす
3. ニットを入れて、やさしく押し洗いする
4. 水を替えてすすぐ
5. バスタオルに挟んで水気を取る
ニットは、もまない・こすらない・ねじらない。
この3つを守るだけで、縮みや型崩れを防ぎやすくなります。
⑤ 洗濯機で洗うなら、弱水流コースを選ぶ

忙しい時は、洗濯機を使っても構いません。
ただし、通常コースではなく、「おしゃれ着」「手洗い」「ドライ」などの弱水流コースを選びましょう。
洗濯機で洗う時のポイント
・洗濯表示を確認する
・1枚ずつ洗濯ネットに入れる
・弱水流コースを選ぶ
・中性洗剤を使う
・脱水は30秒〜1分以内にする
洗濯機によってコース名や設定が異なるため、必ずお使いの洗濯機の説明書も確認してください。
⑥ 脱水は30秒〜1分以内に

ニットを傷めやすい工程が、実は脱水です。
通常コースでしっかり脱水すると、遠心力で繊維が引っ張られ、縮みや型崩れの原因になることがあります。
脱水の注意点
脱水は30秒〜1分以内を目安にしてください。
不安な場合は、洗濯機の脱水を使わず、バスタオルに挟んで水気を取るタオルドライがおすすめです。

⑦ 洗濯ネットは、たたんでぴったりサイズに
洗濯ネットに入れていれば大丈夫、と思っていませんか?
実は、ネットの中で衣類が動きすぎると、摩擦や型崩れの原因になります。

洗濯ネットの基本
・1枚につき1ネット
・きれいにたたんで入れる
・畳んだ衣類がぴったり入るサイズを選ぶ
・裏返して入れる
裏返して入れることで、表面の毛羽立ちや摩擦を防ぎやすくなります。
ニットには、Rinenna No.8がおすすめです

Rinenna No.8は、おしゃれ着洗いのための中性洗剤です。
Rinenna #1・#2のように汚れにしっかり働きかける洗剤とは違い、No.8はニットやデリケート衣類の風合いを守りながら洗うことを考えた洗剤です。
Rinenna No.8がおすすめの衣類
・ニット
・セーター
・カーディガン
・ブラウス
・ワンピース
・洗濯表示に「中性洗剤使用」とある衣類
「Rinenna #1・#2は持っているけれど、ニットを洗うのは少し不安」
そんな方にこそ、No.8を使い分けていただきたいです。
水温は30℃以下。熱いお湯は使わない
Rinenna #1・#2のつけ置きでは、40℃前後のお湯をおすすめすることがあります。
でも、ニット洗いでは考え方が違います。
ニットやウールは、熱いお湯を使うと繊維が絡まりやすくなり、縮みの原因になることがあります。
ここは#1・#2と違います
#1・#2のつけ置き洗いと、ニットのおしゃれ着洗いは水温の考え方が異なります。
ニットを洗う時は、30℃以下の水またはぬるま湯を使いましょう。
干す時は、必ず平干しに
濡れたニットは水分を含み、とても重い状態です。
ハンガーにかけて干すと、重みで縦に伸び、肩や丈の形が崩れてしまうことがあります。

干し方のポイント
・平干しネットを使う
・または通気性のある台に広げる
・干す前に手で形を整える
・直射日光を避け、陰干しする
袖・身幅・丈を軽く整えてから干すだけで、仕上がりは変わります。
ニットに柔軟剤は使ってもいい?
ニットの洗濯には、柔軟剤を使っても大丈夫です。
柔軟剤を使うことで、毛羽立ちを抑えたり、静電気を起こりにくくしたり、肌ざわりを整えたりすることができます。
香りが気になる方には、無香料タイプの柔軟剤がおすすめです。

ニットに柔軟剤を使うメリット
・静電気を抑える
・毛羽立ちを防ぎやすくする
・肌ざわりをなめらかに整える
・摩擦によるダメージを軽減する
Rinenna No.9は無香料の柔軟剤です。香りを足さずに、ニットやおしゃれ着の仕上がりを整えたい方におすすめです。
動画で見る|ニットの洗い方
手順を動画で確認したい方は、こちらも参考にしてください。
もしニットが縮んでしまったら?
軽い縮みであれば、スチームアイロンで目立たなく整えられる場合があります。
ただし、完全に元通りに戻るとは限りません。
応急処置のポイント
アイロンを押し当てず、スチームを含ませながら少しずつ手で整えます。
一気に引っ張ると型崩れの原因になるため、無理に伸ばさないようにしましょう。
縮んでから直すよりも、縮ませない洗い方を知っておくことが一番大切です。
ニット洗いは、洗剤の使い分けが大切です
Rinenna #1・#2は、皮脂汚れ・黒ずみ・食べこぼしなどにしっかり働きかける洗剤です。
一方で、ニットやセーター、おしゃれ着は、汚れを強く落とすことよりも、繊維の風合いを守ることが大切です。
今日から取り入れたいポイントはこの3つです。
- ニットは洗濯表示を必ず確認する
- 中性洗剤を使い、もまない・回しすぎない・引っ張らない
- Rinenna #1・#2とNo.8を衣類に合わせて使い分ける
洗剤を使い分けることは、面倒なことではありません。
お気に入りの服を長く、気持ちよく着るための小さな工夫です。
洗濯研究家・平島利恵からのアドバイス

ニット洗いで大切なのは、余計なことをしないことです。
もまない。
回しすぎない。
引っ張らない。
この3つを守るだけで、ニットの縮みや型崩れは防ぎやすくなります。
Rinenna #1・#2を気に入ってくださっている方ほど、「これで全部洗いたい」と思ってくださるかもしれません。
でも、大切な衣類を長く着るためには、汚れに合わせるだけでなく、素材に合わせて洗剤を選ぶことも大切です。
普段着のしっかり汚れには#1・#2。
ニットやおしゃれ着にはNo.8。
この使い分けで、毎日の洗濯はもっとラクに、失敗しにくくなります。
使用アイテムはこちら
Rinennaの使い分け
Rinenna #1:色柄物や普段着の皮脂・食べこぼし汚れに
Rinenna #2:白物衣類の黒ずみ・黄ばみに
Rinenna No.8:ニットやおしゃれ着など中性洗剤指定の衣類に
Rinenna No.9:静電気や毛羽立ちが気になる衣類の仕上げに
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おしゃれ着や冬物衣類の洗い方をもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
ニットやおしゃれ着の洗い方で迷った時は、いつでもご相談ください。
「この服はNo.8で洗える?」「#1や#2とどう使い分ける?」など、ちょっとしたことでも大丈夫です。
お気軽にどうぞ。
洗濯研究家 / Rinenna 代表 平島利恵



