布ナプキンの正しい洗い方!つけ置き洗いで簡単に汚れを落とす

布ナプキンの正しい洗い方!つけ置き洗いで簡単に汚れを落とす

生理痛の緩和や温活にもオススメな布ナプキン。

布ナプキンのメリットでもご紹介した通り、洗って繰り返し使える布ナプキンは、サスティナブルで環境にはもちろんカラダにもお財布にも優しいのが魅力。

布ナプキンを始めたいけど洗濯が大変そうと思っている方に、キレイに汚れを落とす洗濯方法やポイントを洗濯研究家の平島利恵監修のもとご紹介します。

「布ナプキンの洗い方」を動画でみる方はこちら▼

簡単!布ナプキンの洗い方

「布ナプキンの洗濯って大変そう」 「きちんと汚れは落ちるのかな?」 布ナプキンを使い始める前に洗濯について不安に思う方も多くいらっしゃるかと思います。しかし洗い方は慣れてしまえばとても簡単!

 

 

 

布ナプキンの洗い方を3stepで徹底解説

布ナプキンの洗い方1:準備するもの
  • 重曹またはアルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)
  • つけ置きバケツ(今回の記事ではオムニウッティバケツを使用しています)
オムニウッティバケツなら、蓋付きのためニオイや家族の目も気にならないのでオススメです。

 

※つけ置き用のバケツは、アルミニウム素材は使わないようにしましょう。
リネンナの洗濯洗剤は弱アルカリ性なので、アルカリに弱いアルミニウム素材とは相性が良くありません。

 

布ナプキンの洗い方2:予洗いをする

つけ置き洗いをする前に、ぬるま湯または水で汚れを押し出すように経血を落とします。感染症予防のためゴム手袋をつけましょう。

 

 

布ナプキンの洗い方3:つけ置き洗いをする

バケツの中に40℃のお湯1.5ℓに対し、重曹またはアルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)大さじ1杯いれてよく混ぜる。
布ナプキンの汚れた面を下にしてバケツにしっかりしずめて、一晩つけ置きします。
バケツの壁に沿って滑り込むように入れると空気が入らずしっかりと洗浄液に沈みます。
バケツの蓋を閉めてニオイもシャットダウン!

洗濯機に布ナプキンを入れてひとまわし

 つけ置きした布ナプキンを洗濯機に入れて洗いましょう。
スナップボタンの破損が気になるようでしたら、洗濯ネットに入れましょう。
柔軟剤を使うと、布ナプキンの吸水力が低くなってしまう可能性があります。
しかし布ナプキンの風合いが損なわれるのが気になる方は、少量の柔軟剤を入れて洗濯しましょう。

布ナプキンを洗うのに最適!汚れがつけ置き洗いだけで落ちる洗剤|Rinenna#1

リネンナの洗濯洗剤は、身体から出る落ちにくいタンパク質の汚れにフォーカスした独自の配合で作られています。
そのため経血の汚れもつけ置き洗いをして洗濯機にかけるだけでしっかり落とします。
正しいやり方でつけ置き洗いをすれば、経血汚れの揉み洗いは必要ありません。
漂白剤は汚れを”壊して”落とすため汚れとともに繊維も壊れやすくなり生地が傷む原因となってしまいますが、リネンナの洗剤は、厳選した洗浄成分を独自配合して、汚れを”剥がして”落とすことにこだわっているため、布ナプキンの風合いを損ねにくいのです。

Rinenna#1での布ナプキンの洗い方

  1. バケツの中に40℃のお湯2リットルとRinenna#1 20g(付属スプーン2目盛)を入れてよくかき混ぜます。
  2. 布ナプキンの汚れた面を下にしてバケツにしっかりしずめて、一晩つけ置きします。
  3. つけ置きした布ナプキンを触らず、そのまま洗濯機につけ置き液ごと入れます。
これで汚れが染み出たつけ置き液に触れることなく洗濯できます。
洗濯機をまわすときに入れる洗剤は普段お使いの洗剤でもOKです。
(リネンナで洗濯機をまわすと布ナプキンはもちろん、洗濯槽の汚れも一緒に落としてくれます。)

    布ナプキンは、防水布があるため、汚れが繊維から抜けにくい構造となっています。お洗濯後にまだ汚れが残っている場合は、再度つけ置きをお試し下さい。

    布ナプキンの洗い方のポイント

    布ナプキンのつけ置き洗い前の予洗いでシミ・黄ばみを防ぐ

    リネンナの洗濯洗剤ならもみ洗いは不要ですが、経血の塊がついていたり汚れがひどい場合は、つけ置き洗いする前に40℃以下のぬるま湯または水で経血を落としておくと、シミになりにくいです。
    血液は50~60℃以上のお湯に触れると凝固しますが、お水よりお湯の方が汚れは取れやすいのでお風呂の温度程度のお湯で予洗いしましょう。
    ゴシゴシもみ洗いをすると布地が痛むので優しく経血が落ちる程度に流してください。

    経血は8時間程度で変質し始め、汚れが落ちにくくなるので、布ナプキンを取り外して時間が経ってしまったものは予洗いをしてつけ置きバケツに入れましょう。

     

    つけ置き洗いする時は布ナプキンの汚れている面を下にする

    下着だと経血が落ちるのに、布ナプキンだと落ちないのは理由があります。

    布ナプキンはどのメーカーもおおよそ防水布が施されており、汚れが落ちにくい構造になっています。そのため、つけ置きするときは必ず汚れている面を下にしてしっかり沈めるのがポイントです。

    つけ置き液につけていても、肝心の汚れている部分がつけ置き液に触れていなければ落ちません。
    布ナプキンは軽いので、しっかりとつけ置き液に沈めてください。
    斜めに滑り込ませるように入れると、空気が入らずつけ置き液につかります。
     

    布ナプキンのつけ置き洗い時間の目安

    約4時間~8時間を目安につけ置きをしてください。
    1日分の布ナプキン4〜5枚程度であれば同じバケツでOKですが、汚れが酷い場合は洗剤とお湯の量を増やしてください。
    また、お湯の方が落ちるので、つけ置き液が冷めてきたらお湯と洗剤を注ぎ足すと汚れも落ちやすくなります。

     

    また24時間以上つけ置きをするとせっかくとれた汚れがまた布ナプキンに戻ってくる「再汚染」が発生しますのでご注意ください。

    つけ置きしているときのニオイが気になるからと、洗剤を溶かした洗浄液にアロマ精油を入れるのは基本的にはNG。油は汚れを落とす洗剤と対極にあるものなので混ぜるのはやめましょう。
    匂いが気になる場合は洗面所にアロマを焚いたり、デュフューザーなどを活用しましょう。

    大変だと思われがちな布ナプキンの洗濯ですが、慣れてしまえば意外と簡単。
    さらにリネンナの洗剤を使えば、揉み洗いせずにつけ置きだけで経血汚れがキレイに落とせます!

    なかなか始められなかった布ナプキン生活、ぜひ始めてみませんか?

        

    こちらのページでご紹介した商品

    • files/DSCF2393_1.jpg

      つけごこちのいい布ナプキン トライアル

      1,800円(税込)~

    • files/Pro-Capture-One-0437-1-2000x2000.jpg

      洗濯洗剤Rinenna #1 (リネンナ)

      3,850円(税込)~