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漂白剤に要注意!正しい知識と使い方ー塩素系?酸素系?色落ちの原因?

漂白剤に要注意!正しい知識と使い方ー塩素系?酸素系?色落ちの原因?

そもそも漂白剤とは みなさんは、洗濯の際に漂白剤を使用していますか?ワイドハイターやオキシクリーンなども漂白剤ですが、意外と知らずに使っている方もいらっしゃるかもしれません。 「漂白剤」と聞くと、何でもかんでも白くしてしまうイメージがありますが、そうではありません。漂白剤を正しく使うと、 シミや汚れを取り除くことができる 衣類全体のくすみをとることができる 衣類に残った雑菌を殺菌・消毒することができる 生乾き臭や汗臭などの嫌なニオイを取り除くこともできる といったメリットも沢山あります。 ただし、漂白剤は使い方を間違えると、衣類を傷めたり、風合いを損ねたり、脱色したりする原因となってしまいます。 また、「洗濯の際に必ず漂白剤を一緒に入れている」という方も、注意が必要です。知らず知らずのうちに、衣類の繊維に負担がかかり、衣類の繊維が薄くなったり破けてしまったり、衣類ダメージの原因となっている可能性もあります。 大切な衣類の風合いを損ねることなく、キレイに長く着続けるためには、衣類に合わせたお洗濯が欠かせません。今回は、漂白剤の正しい使い方や、洗剤と漂白剤の違いについて解説します。 洗濯洗剤と漂白剤の違いとは 衣類の黄ばみ・黒ずみを落とし、白くしたいときには漂白剤を使う、という方も多いと思います。漂白剤と洗剤はどちらも衣類の汚れを落とす作用がありますが、汚れを落とすメカニズムが異なります。 洗剤の汚れの落とし方 洗剤は、界面活性剤が汚れに吸着し、衣類の繊維から汚れを引きはがすことで、汚れを落とします。 漂白剤の汚れの落とし方 漂白剤は、化学反応でシミや汚れの色素・汚れ自体を分解することで、汚れを落とします。 大まかにいうと、洗剤は汚れを浮かせて落とすのに対し、漂白剤は化学変化で汚れ自体を分解します。漂白剤の方が汚れを落とす効果は高いものの、汚れを分解する過程で衣類の繊維への負担も大きくなります。どちらが良いということではなく、汚れの質・種類や、衣類の繊維に合わせ、使い分けをすることが大切です。 塩素系?酸素系?漂白剤のタイプの違いとは? 漂白剤には、「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」があります。同じ漂白剤ではありますが、使用できる衣類が全く異なります。誤って使用すると、脱色で衣類をダメにしてしまうので、使用前に、酸素系か塩素系のどちらの漂白剤か、必ず確認しましょう。 漂白剤を使用する前は、衣類の洗濯表示も必ず確認します。 水洗いが出来ない衣類には、漂白剤は使用できません。 塩素系漂白剤とは 主成分は次亜塩素酸ナトリウム 漂白・殺菌力が強く染料まで脱色するため、白物にのみ使用可 強いアルカリ性のため、綿・麻・ポリエステル・アクリル以外の繊維には使用不可 刺激臭があり、酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生する 酸素系漂白剤とは 成分は過酸化水素や過炭酸ナトリウム 染料を脱色しないため、色柄物にも使用可...

漂白剤に要注意!正しい知識と使い方ー塩素系?酸素系?色落ちの原因?

そもそも漂白剤とは みなさんは、洗濯の際に漂白剤を使用していますか?ワイドハイターやオキシクリーンなども漂白剤ですが、意外と知らずに使っている方もいらっしゃるかもしれません。 「漂白剤」と聞くと、何でもかんでも白くしてしまうイメージがありますが、そうではありません。漂白剤を正しく使うと、 シミや汚れを取り除くことができる 衣類全体のくすみをとることができる 衣類に残った雑菌を殺菌・消毒することができる 生乾き臭や汗臭などの嫌なニオイを取り除くこともできる といったメリットも沢山あります。 ただし、漂白剤は使い方を間違えると、衣類を傷めたり、風合いを損ねたり、脱色したりする原因となってしまいます。 また、「洗濯の際に必ず漂白剤を一緒に入れている」という方も、注意が必要です。知らず知らずのうちに、衣類の繊維に負担がかかり、衣類の繊維が薄くなったり破けてしまったり、衣類ダメージの原因となっている可能性もあります。 大切な衣類の風合いを損ねることなく、キレイに長く着続けるためには、衣類に合わせたお洗濯が欠かせません。今回は、漂白剤の正しい使い方や、洗剤と漂白剤の違いについて解説します。 洗濯洗剤と漂白剤の違いとは 衣類の黄ばみ・黒ずみを落とし、白くしたいときには漂白剤を使う、という方も多いと思います。漂白剤と洗剤はどちらも衣類の汚れを落とす作用がありますが、汚れを落とすメカニズムが異なります。 洗剤の汚れの落とし方 洗剤は、界面活性剤が汚れに吸着し、衣類の繊維から汚れを引きはがすことで、汚れを落とします。 漂白剤の汚れの落とし方 漂白剤は、化学反応でシミや汚れの色素・汚れ自体を分解することで、汚れを落とします。 大まかにいうと、洗剤は汚れを浮かせて落とすのに対し、漂白剤は化学変化で汚れ自体を分解します。漂白剤の方が汚れを落とす効果は高いものの、汚れを分解する過程で衣類の繊維への負担も大きくなります。どちらが良いということではなく、汚れの質・種類や、衣類の繊維に合わせ、使い分けをすることが大切です。 塩素系?酸素系?漂白剤のタイプの違いとは? 漂白剤には、「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」があります。同じ漂白剤ではありますが、使用できる衣類が全く異なります。誤って使用すると、脱色で衣類をダメにしてしまうので、使用前に、酸素系か塩素系のどちらの漂白剤か、必ず確認しましょう。 漂白剤を使用する前は、衣類の洗濯表示も必ず確認します。 水洗いが出来ない衣類には、漂白剤は使用できません。 塩素系漂白剤とは 主成分は次亜塩素酸ナトリウム 漂白・殺菌力が強く染料まで脱色するため、白物にのみ使用可 強いアルカリ性のため、綿・麻・ポリエステル・アクリル以外の繊維には使用不可 刺激臭があり、酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生する 酸素系漂白剤とは 成分は過酸化水素や過炭酸ナトリウム 染料を脱色しないため、色柄物にも使用可...

【秋の洗濯悩み】カメムシが洗濯物につく!原因や対策方法とは?洗濯研究家が解説

【秋の洗濯悩み】カメムシが洗濯物につく!原因や対策方法とは?洗濯研究家が解説

洗濯物に虫がつくのはなぜ? 4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。洗濯物を取り込んだら、虫が一緒に部屋に入ってきて大パニック!という経験はありませんか?我が家にはよく蛾が一緒に入ってきてしまい、家族で大騒ぎになります。 洗濯物につく虫の中で、秋に大繁殖をするのがカメムシです。カメムシで困るのは、あの嫌なニオイですよね。洗いたての洗濯物に付着し、悪臭を残していくこともある、厄介な虫です。 でも、何故虫は洗濯物に集まってくるのでしょうか? 秋に洗濯物に虫がつきやすくなるのは、虫たちが越冬地を探しているからです。寒さに弱いカメムシは、日当たりが良く、温かい場所を好みます。そして白いものに集まってくる習性があります。 つまり洗濯物は、カメムシにとって居心地の良い場所なのです。 とはいえ、洗濯物にあのニオイが付着するのは困ってしまいますよね。この記事では、虫がつく原因と、簡単にできる対処法を解説します。 洗濯物につく虫の種類とは? ハチ カメムシ ダニ 蛾 ゴキブリ ユスリカ チョウバエ など… 主には、ハチ、カメムシ、ダニ、蛾などが挙げられます。この中で、これからの秋の季節に厄介なのはカメムシです。強烈なニオイを放ち、その匂いが洗濯物にもついてしまうため、洗い直しが必要になることもあります。カメムシは冬を除いて一年中みられる虫ですが、大繁殖するのは秋です。集団行動をする傾向がある虫なので、晴れた秋の日に、越冬場所を求めて一斉に移動します。特に今年は、夏の暑さの影響で成虫になる個体が多く、都市部でもカメムシの大量発生がニュースになっています。このカメムシなどの虫が、衣類に付着するとどのような影響があるのでしょうか。 洗濯物に虫がつくことで起こる被害 においがつく 特にカメムシは、洗濯物に悪臭を残していきます。カメムシのニオイは強烈なので、何度か洗濯をしないと取れないことも。ニオイがついた衣類に気付かずしまってしまうと、他の衣類にニオイが移ることもあります。 卵を産み付ける 蛾などは、洗濯物に卵を産み付けることがあります。気付かずしまってしまうと、クローゼットの中で幼虫が孵化することも。 衣類を食べて穴が開く 孵化した幼虫が、繊維を食べて、繊維に穴が開いてしまうことがあります。いわゆる虫食いです。 清潔にしていれば虫食いは発生しないと思われがちですが、外から飛んできた虫が卵を産み付けるため、実はどんなご家庭でも虫食いが発生する可能性はあります。 家の中に侵入する 洗濯物と一緒に家の中に虫が入ってくることもあります。虫は蛍光灯の明かりに群がるため、洗濯物を取り込んでいる最中に窓から入ってくることもあります。 ■洗濯物にカメムシが付着していたらカメムシは、危険を感じると悪臭を放つ習性があります。衣類にカメムシがついていたら、洗濯物をやさしく揺らして、逃がすようにしましょう。 この時、激しく振ったり、布団叩きなどで叩いて刺激をすると、刺激になり悪臭を放つ可能性があるので、注意が必要です。 ■家の中にカメムシが入ってしまったら...

【秋の洗濯悩み】カメムシが洗濯物につく!原因や対策方法とは?洗濯研究家が解説

洗濯物に虫がつくのはなぜ? 4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。洗濯物を取り込んだら、虫が一緒に部屋に入ってきて大パニック!という経験はありませんか?我が家にはよく蛾が一緒に入ってきてしまい、家族で大騒ぎになります。 洗濯物につく虫の中で、秋に大繁殖をするのがカメムシです。カメムシで困るのは、あの嫌なニオイですよね。洗いたての洗濯物に付着し、悪臭を残していくこともある、厄介な虫です。 でも、何故虫は洗濯物に集まってくるのでしょうか? 秋に洗濯物に虫がつきやすくなるのは、虫たちが越冬地を探しているからです。寒さに弱いカメムシは、日当たりが良く、温かい場所を好みます。そして白いものに集まってくる習性があります。 つまり洗濯物は、カメムシにとって居心地の良い場所なのです。 とはいえ、洗濯物にあのニオイが付着するのは困ってしまいますよね。この記事では、虫がつく原因と、簡単にできる対処法を解説します。 洗濯物につく虫の種類とは? ハチ カメムシ ダニ 蛾 ゴキブリ ユスリカ チョウバエ など… 主には、ハチ、カメムシ、ダニ、蛾などが挙げられます。この中で、これからの秋の季節に厄介なのはカメムシです。強烈なニオイを放ち、その匂いが洗濯物にもついてしまうため、洗い直しが必要になることもあります。カメムシは冬を除いて一年中みられる虫ですが、大繁殖するのは秋です。集団行動をする傾向がある虫なので、晴れた秋の日に、越冬場所を求めて一斉に移動します。特に今年は、夏の暑さの影響で成虫になる個体が多く、都市部でもカメムシの大量発生がニュースになっています。このカメムシなどの虫が、衣類に付着するとどのような影響があるのでしょうか。 洗濯物に虫がつくことで起こる被害 においがつく 特にカメムシは、洗濯物に悪臭を残していきます。カメムシのニオイは強烈なので、何度か洗濯をしないと取れないことも。ニオイがついた衣類に気付かずしまってしまうと、他の衣類にニオイが移ることもあります。 卵を産み付ける 蛾などは、洗濯物に卵を産み付けることがあります。気付かずしまってしまうと、クローゼットの中で幼虫が孵化することも。 衣類を食べて穴が開く 孵化した幼虫が、繊維を食べて、繊維に穴が開いてしまうことがあります。いわゆる虫食いです。 清潔にしていれば虫食いは発生しないと思われがちですが、外から飛んできた虫が卵を産み付けるため、実はどんなご家庭でも虫食いが発生する可能性はあります。 家の中に侵入する 洗濯物と一緒に家の中に虫が入ってくることもあります。虫は蛍光灯の明かりに群がるため、洗濯物を取り込んでいる最中に窓から入ってくることもあります。 ■洗濯物にカメムシが付着していたらカメムシは、危険を感じると悪臭を放つ習性があります。衣類にカメムシがついていたら、洗濯物をやさしく揺らして、逃がすようにしましょう。 この時、激しく振ったり、布団叩きなどで叩いて刺激をすると、刺激になり悪臭を放つ可能性があるので、注意が必要です。 ■家の中にカメムシが入ってしまったら...

タオルを新品のようにふわふわにする洗い方と乾かし方!

タオルを新品のようにふわふわにする洗い方と乾かし方!

タオルがゴワゴワになるのはなぜ? 買った時はふわふわだったタオルも、使いこむうちにゴワゴワと硬くなってしまいますよね。タオルに使われるパイル生地は、糸がループ状になっています。このパイルが立っている状態だと、タオルの手触りは柔らかく、ふわふわになります。タオルをふわふわに保つためには、パイルを立てることが大切です。使い込むうちにタオルがゴワゴワしてしまう一番の原因は、蓄積汚れなんです。 最大の理由は蓄積汚れが溜まっているから! タオルは主に、身体を拭くときに使用するためタオルには、皮脂・角質・汗などの身体から出るタンパク質汚れが蓄積します。 タンパク質汚れは、水に溶けにくい性質なので、洗濯機にかけるだけでは落とし切ることができません。落とし切れなかった汚れは、時間の経過とともに汚れが繊維に固着し、落ちにくくなります。 タオルのパイルはフープ状になっているため、汚れが蓄積しやすくなります。タオルのゴワゴワを元に戻すためには、蓄積汚れをしっかり落とすケアが必要です。 他にもこんなに!タオルのゴワつきの原因 タオルがごわつく原因①洗濯物を詰め込みすぎている・水量不足 洗濯機に衣類を詰め込むと、他の衣類やタオルとの摩擦が起き、パイルを傷つけてしまいます。また、洗濯物が多すぎると洗濯機にかけた時に、洗濯槽の中で水流が作用せず、衣類を洗うことができません。フープ状になっているパイルは、汚れが溜まりやすいため、タオルはたっぷりの水量でしっかり洗いましょう。洗濯物は、洗濯槽の8割程が目安。洗濯物の量が多い時は、水量を増やしましょう。  ■実験動画:洗濯物を詰め込みすぎると洗えない! タオルがごわつく原因②洗剤や柔軟剤を多く入れている タオルは水分を多く含むため、すすぎが不十分だと洗剤のすすぎ残しがパイルに蓄積し、パイルが立つのを邪魔してしまいます。またこの蓄積汚れは、黒ずみや嫌なニオイの原因にもなります。タオルを洗濯機にかける際は、すすぎ2回以上に設定しましょう。柔軟剤は、タオルの繊維をコーティングするため、タオルの吸水力が低下してしまいます。タオルのお洗濯には使用しないのがおすすめです。使用したい場合は、規定量よりも少なめに入れるようにしましょう。  POINT おろしたてのタオルに柔軟剤を使うのは要注意 おろしたてのタオルは、特性上、毛羽落ちがあります。柔軟剤を使用すると、繊維の撚りが緩んでしまい、毛羽落ちがいつまでも収まらない原因となってしまいます。おろしたてのタオルには柔軟剤を使用せず、使い込んでゴワゴワが気になるようになってから使用するようにしましょう。   タオルがごわつく原因③乾燥の仕方が間違っている 長時間天日干しをすると、タオルが乾燥しすぎて生地が硬くなり、さらに紫外線の影響も相まって、タオルの生地が傷んでしまいます。生乾きの臭いや黒ずみを予防するために、短時間で乾かせる天日干しは効果的ですが、タオルが乾いたら早めに取り込みましょう。タオルの繊維自体が持っている水分までカラカラに乾かさないようにするのがポイントです。紫外線の強い夏に、どうしても長時間干さなくてはいけない時は、陰干しがいいでしょう。 タオルがごわつく原因④同じタオルを使い続けている ホテルのタオルの寿命は、洗濯40回と言われています。家庭でそれを実践するのは中々難しいですが、ふわふわなタオルを使いたい方は、1年に1度は買い替えするのがおすすめです。とくに、カビや黒ずみが発生したタオルを使い続けるのは、衛生的にもおすすめできません。この後紹介する方法でお手入れをしても、ニオイや黒ずみが改善しないときは、買い替えを検討しましょう。  POINT バスタオルは毎回洗うべき?タオルは洗濯をすることで劣化してしまいますが、お風呂から出て清潔になった身体を拭いたタオルは、毎回洗う必要があるのでしょうか? 洗ったばかりとはいえ、身体を拭くことで、タオルには汗や皮脂の汚れが付着します。これを洗い流さずに乾かし、再度使うと、汚れが蓄積し、嫌なニオイ・カビの原因となります。タオルは一度使ったら、必ず洗いましょう。 タオルがごわつく原因⑤パイルが寝たままの状態で干して乾かしている タオルは糸がループ状となっており、このパイルが立っていると吸水力が高まり、ふわふわとした肌ざわりになります。洗濯機で脱水をしたタオルは、パイルがつぶれてしまっているので、干す前にタオルの両端を持ち、バサバサと振り、パイルを立ち上げるようにしましょう。タオルを4方向から、5回ずつ、合計20回ほどはたくと、パイルが立ちあがり、乾いた時のふんわり感が変わります。※ワッフル織やガーゼタオルなど、変形しやすいタオルもあるため、洗濯表示を確認しましょう。 タオルがごわつく原因⑥汚れた洗濯槽で洗っている  タオルは水をよく吸うため、洗濯槽が汚れていると、洗濯のたびに洗濯槽裏の雑菌・カビまで繊維の奥に取り込んでしまいます。 洗濯の目的は、衣類を清潔に洗い上げること。清潔な洗濯のためには、洗濯槽のお手入れが欠かせません。カビだらけのバケツの中で、タオルを洗って…と言われたら、躊躇いますよね。洗濯槽裏は、カビが繁殖しやすいにも関わらず、直接目で見て掃除することができない場所です。月に1度、黒カビが衣類に付着する前に、定期的に洗濯槽洗浄をしましょう。 タオルはパイルが命!蓄積汚れを落としふわふわタオルに復活させる洗い方と乾かし方 準備するもの タオル Rinenna#1...

タオルを新品のようにふわふわにする洗い方と乾かし方!

タオルがゴワゴワになるのはなぜ? 買った時はふわふわだったタオルも、使いこむうちにゴワゴワと硬くなってしまいますよね。タオルに使われるパイル生地は、糸がループ状になっています。このパイルが立っている状態だと、タオルの手触りは柔らかく、ふわふわになります。タオルをふわふわに保つためには、パイルを立てることが大切です。使い込むうちにタオルがゴワゴワしてしまう一番の原因は、蓄積汚れなんです。 最大の理由は蓄積汚れが溜まっているから! タオルは主に、身体を拭くときに使用するためタオルには、皮脂・角質・汗などの身体から出るタンパク質汚れが蓄積します。 タンパク質汚れは、水に溶けにくい性質なので、洗濯機にかけるだけでは落とし切ることができません。落とし切れなかった汚れは、時間の経過とともに汚れが繊維に固着し、落ちにくくなります。 タオルのパイルはフープ状になっているため、汚れが蓄積しやすくなります。タオルのゴワゴワを元に戻すためには、蓄積汚れをしっかり落とすケアが必要です。 他にもこんなに!タオルのゴワつきの原因 タオルがごわつく原因①洗濯物を詰め込みすぎている・水量不足 洗濯機に衣類を詰め込むと、他の衣類やタオルとの摩擦が起き、パイルを傷つけてしまいます。また、洗濯物が多すぎると洗濯機にかけた時に、洗濯槽の中で水流が作用せず、衣類を洗うことができません。フープ状になっているパイルは、汚れが溜まりやすいため、タオルはたっぷりの水量でしっかり洗いましょう。洗濯物は、洗濯槽の8割程が目安。洗濯物の量が多い時は、水量を増やしましょう。  ■実験動画:洗濯物を詰め込みすぎると洗えない! タオルがごわつく原因②洗剤や柔軟剤を多く入れている タオルは水分を多く含むため、すすぎが不十分だと洗剤のすすぎ残しがパイルに蓄積し、パイルが立つのを邪魔してしまいます。またこの蓄積汚れは、黒ずみや嫌なニオイの原因にもなります。タオルを洗濯機にかける際は、すすぎ2回以上に設定しましょう。柔軟剤は、タオルの繊維をコーティングするため、タオルの吸水力が低下してしまいます。タオルのお洗濯には使用しないのがおすすめです。使用したい場合は、規定量よりも少なめに入れるようにしましょう。  POINT おろしたてのタオルに柔軟剤を使うのは要注意 おろしたてのタオルは、特性上、毛羽落ちがあります。柔軟剤を使用すると、繊維の撚りが緩んでしまい、毛羽落ちがいつまでも収まらない原因となってしまいます。おろしたてのタオルには柔軟剤を使用せず、使い込んでゴワゴワが気になるようになってから使用するようにしましょう。   タオルがごわつく原因③乾燥の仕方が間違っている 長時間天日干しをすると、タオルが乾燥しすぎて生地が硬くなり、さらに紫外線の影響も相まって、タオルの生地が傷んでしまいます。生乾きの臭いや黒ずみを予防するために、短時間で乾かせる天日干しは効果的ですが、タオルが乾いたら早めに取り込みましょう。タオルの繊維自体が持っている水分までカラカラに乾かさないようにするのがポイントです。紫外線の強い夏に、どうしても長時間干さなくてはいけない時は、陰干しがいいでしょう。 タオルがごわつく原因④同じタオルを使い続けている ホテルのタオルの寿命は、洗濯40回と言われています。家庭でそれを実践するのは中々難しいですが、ふわふわなタオルを使いたい方は、1年に1度は買い替えするのがおすすめです。とくに、カビや黒ずみが発生したタオルを使い続けるのは、衛生的にもおすすめできません。この後紹介する方法でお手入れをしても、ニオイや黒ずみが改善しないときは、買い替えを検討しましょう。  POINT バスタオルは毎回洗うべき?タオルは洗濯をすることで劣化してしまいますが、お風呂から出て清潔になった身体を拭いたタオルは、毎回洗う必要があるのでしょうか? 洗ったばかりとはいえ、身体を拭くことで、タオルには汗や皮脂の汚れが付着します。これを洗い流さずに乾かし、再度使うと、汚れが蓄積し、嫌なニオイ・カビの原因となります。タオルは一度使ったら、必ず洗いましょう。 タオルがごわつく原因⑤パイルが寝たままの状態で干して乾かしている タオルは糸がループ状となっており、このパイルが立っていると吸水力が高まり、ふわふわとした肌ざわりになります。洗濯機で脱水をしたタオルは、パイルがつぶれてしまっているので、干す前にタオルの両端を持ち、バサバサと振り、パイルを立ち上げるようにしましょう。タオルを4方向から、5回ずつ、合計20回ほどはたくと、パイルが立ちあがり、乾いた時のふんわり感が変わります。※ワッフル織やガーゼタオルなど、変形しやすいタオルもあるため、洗濯表示を確認しましょう。 タオルがごわつく原因⑥汚れた洗濯槽で洗っている  タオルは水をよく吸うため、洗濯槽が汚れていると、洗濯のたびに洗濯槽裏の雑菌・カビまで繊維の奥に取り込んでしまいます。 洗濯の目的は、衣類を清潔に洗い上げること。清潔な洗濯のためには、洗濯槽のお手入れが欠かせません。カビだらけのバケツの中で、タオルを洗って…と言われたら、躊躇いますよね。洗濯槽裏は、カビが繁殖しやすいにも関わらず、直接目で見て掃除することができない場所です。月に1度、黒カビが衣類に付着する前に、定期的に洗濯槽洗浄をしましょう。 タオルはパイルが命!蓄積汚れを落としふわふわタオルに復活させる洗い方と乾かし方 準備するもの タオル Rinenna#1...

リュックの洗濯方法!手洗い・洗濯機での正しい洗い方を洗濯研究家が解説

リュックの洗濯方法!手洗い・洗濯機での正しい洗い方を洗濯研究家が解説

両手を自由に使えるから、ママやキッズ、サラリーマンまで愛用者が多いリュック。 一見キレイに見えても、ショルダーや背面はたっぷりの汗を吸い込んだままだったり、よく見ると底面が黒ずんでいたり、 実はとても汚れていることが多いのです。 アウトドア用リュックの場合、砂埃や泥で汚れたまま…なんてこともあるはず。 普段頻繁に使うもの(身につけるもの)だからこそ、きちんとお洗濯をして、清潔に気持ちよく使いたいですね。 このリュック洗える?洗う前の確認事項 洗濯機で洗える洗濯表示マーク リュックの洗濯をはじめる前に!まずはお家で洗える素材かどうかを確かめることが大切です。リュックに付いている洗濯表示のタグをみて判断しましょう。 桶の中に数字が書いてあるマークがあれば、洗濯機洗いが可能です。桶の下の線が多いほど、デリケートなものとなるので、線が2本あるときは、洗濯ネットに入れ、おしゃれ着コースで洗う方が安心です。 手洗い推奨の洗濯表示マーク このマークがあるものは手洗い推奨です。洗濯機を使うと、型崩れや痛みの原因となります。 ご自宅で洗えない洗濯表示マーク このマークがあるものは、ご自宅で洗うことができません。クリーニング店またはバッグのリフォーム店などで相談しましょう。 鞄やリュックは、ご自宅での洗濯を想定していないものもあるため、洗濯表示がついていないこともあります。その場合は、素材から判断しましょう。 洗濯機で洗える素材 ナイロン ポリエステル 手洗い推奨の素材 綿 麻 帆布 色落ちしやすいもの(色が濃いもの) 型崩れが気になるもの(キルティング等) 撥水・防水加工のあるもの  撥水・防水加工のあるリュックは洗濯頻度に注意 撥水・防水は、永続的なものではないため、頻繁に洗濯をすると機能が低下し、リュックの劣化につながる恐れがあります。登山のリュックなどは、シーズンの終わりなど、年に1~2回の頻度にとどめる方が安心です。 洗えないもの 革 合皮 装飾の一部に革や合皮を使っているものも、水洗いすることができません。水に濡れるとシミになってしまうため、注意が必要です。...

リュックの洗濯方法!手洗い・洗濯機での正しい洗い方を洗濯研究家が解説

両手を自由に使えるから、ママやキッズ、サラリーマンまで愛用者が多いリュック。 一見キレイに見えても、ショルダーや背面はたっぷりの汗を吸い込んだままだったり、よく見ると底面が黒ずんでいたり、 実はとても汚れていることが多いのです。 アウトドア用リュックの場合、砂埃や泥で汚れたまま…なんてこともあるはず。 普段頻繁に使うもの(身につけるもの)だからこそ、きちんとお洗濯をして、清潔に気持ちよく使いたいですね。 このリュック洗える?洗う前の確認事項 洗濯機で洗える洗濯表示マーク リュックの洗濯をはじめる前に!まずはお家で洗える素材かどうかを確かめることが大切です。リュックに付いている洗濯表示のタグをみて判断しましょう。 桶の中に数字が書いてあるマークがあれば、洗濯機洗いが可能です。桶の下の線が多いほど、デリケートなものとなるので、線が2本あるときは、洗濯ネットに入れ、おしゃれ着コースで洗う方が安心です。 手洗い推奨の洗濯表示マーク このマークがあるものは手洗い推奨です。洗濯機を使うと、型崩れや痛みの原因となります。 ご自宅で洗えない洗濯表示マーク このマークがあるものは、ご自宅で洗うことができません。クリーニング店またはバッグのリフォーム店などで相談しましょう。 鞄やリュックは、ご自宅での洗濯を想定していないものもあるため、洗濯表示がついていないこともあります。その場合は、素材から判断しましょう。 洗濯機で洗える素材 ナイロン ポリエステル 手洗い推奨の素材 綿 麻 帆布 色落ちしやすいもの(色が濃いもの) 型崩れが気になるもの(キルティング等) 撥水・防水加工のあるもの  撥水・防水加工のあるリュックは洗濯頻度に注意 撥水・防水は、永続的なものではないため、頻繁に洗濯をすると機能が低下し、リュックの劣化につながる恐れがあります。登山のリュックなどは、シーズンの終わりなど、年に1~2回の頻度にとどめる方が安心です。 洗えないもの 革 合皮 装飾の一部に革や合皮を使っているものも、水洗いすることができません。水に濡れるとシミになってしまうため、注意が必要です。...

週末まとめ洗い派必見!溜め置き洗濯の注意点と改善策

週末まとめ洗い派必見!溜め置き洗濯の注意点と改善策

洗濯は生活する上で必要不可欠な家事のひとつ。一人暮らしで洗濯物が少ないから、共働きで平日は忙しいなど、週末にまとめ洗いする家庭も多いのではないでしょうか。 ですが、洗濯物を長時間放置することには多くのデメリットが存在します。今回は週末などに洗濯物をまとめて洗う際の注意点とその改善策を、4児のママであり、洗濯研究家の平島利恵がご紹介します。 汚れた洗濯物、溜め置き時間で雑菌が大繁殖! 溜め置きの洗濯物から嫌なニオイ!その原因は? 溜めた洗濯物や洗濯カゴ、洗濯機から嫌なニオイがする、洗ったのにニオイが取れないなど経験したことはありませんか?そのニオイは雑菌とカビが原因かもしれません。 汚れた洗濯物を放置すると「モラクセラ菌」という雑菌が繁殖するのです。モラクセラ菌は洗濯物に残る皮脂やタンパク質、水分をエサとしてフンのようなものを出し、これが洗濯物の嫌なニオイの原因となります。 また、洗濯物を放置するとカビの発生の原因にも。カビは湿度60%以上、水分や湿気が溜まりやすい場所を好み、たんぱく質や脂肪を栄養にして繁殖します。そのため溜めた洗濯物はカビにとって最適な環境なのです。 雑菌を繁殖させない洗濯物の溜め置きの工夫 洗濯物を週末にまとめて洗う場合、洗うまでの洗濯物の保管の仕方で雑菌とカビが大繁殖することも!雑菌を繁殖させない洗濯物の保管の仕方をご紹介します。 洗濯カゴは通気性が良く、風通しの良い場所に置く 洗濯カゴはメッシュタイプまたは側面に穴が開いているカゴがおすすめ。洗濯物置き場は湿気が溜まりやすいので、換気ができる場所に置いておくのが◎ 洗濯カゴにつめこみすぎない 洗濯カゴに大量の洗濯物が入ると、通気性が悪くなり湿気が溜まりやすくなるので要注意。洗濯物の量が多くなる場合は、洗濯カゴを2つ用意するなど工夫しましょう。 汚れた洗濯物と濡れた洗濯物は別のカゴに入れる 皮脂やたんぱく質汚れがついた洗濯物と湿気を多く含む洗濯物が同じ場所にあれば、雑菌とカビの温床に。濡れた洗濯物をすぐに洗濯できない場合は、干して乾かしてから洗濯カゴへいれることをおすすめします。 洗濯槽の中に洗濯物を溜めない 洗濯物を洗濯カゴではなく、洗濯槽に入れて保管する方もいらっしゃるかと思いますが、これは絶対にNGです!洗濯槽の裏側は水分や、カビの大好物である石けんカスが溜まりやすく、そこへ汚れた衣類を入れるとカビや雑菌が洗濯槽と衣類に大繁殖してしまいます。洗濯物を洗濯槽に入れるのは洗う直前にしてください。 週末まとめ洗い|清潔な洗い上がりと時短を叶える洗濯アイディア まとめ洗いで清潔に洗い上げるために守りたい洗濯の基本 まとめ洗いはお急ぎモードはNG 洗濯の週末まとめ洗いの場合、時短のためにお急ぎモードを選びがちですが、お急ぎモードはおすすめしません。お急ぎモードはすすぎと脱水を1回ずつ減らすことで時短・節水・節電になりますが、これは汚れた水を入れ替えて洗い流す回数が少なくなるということ。つまり、雑菌や汚れ、汚れた洗浄液を洗い流しきれず、汚れやニオイが衣類に残ってしまい、洗濯し直しになることも。 1度の洗濯で確実に清潔に洗い上げる事が、時短・節約への一番の近道です。すすぎは必ず2回以上に設定してくださいね。 洗濯の前準備が重要 忙しいからと前準備を怠ると大変なことになるかもしれません。洗いあがった洗濯物がティッシュまみれだった、色移りしていたなど、週末のまとめ洗いのチャンスに洗濯を失敗してしまったら疲れがどっと出てしまいそう・・ 洗濯前にチェックすること ポケットの中身を確認する 色物と白物を分ける 装飾品付きやデリケートな生地はネットに入れる ファスナー付きは閉める 洗濯物の臭いを防ぐために洗濯機のお手入れは定期的に...

週末まとめ洗い派必見!溜め置き洗濯の注意点と改善策

洗濯は生活する上で必要不可欠な家事のひとつ。一人暮らしで洗濯物が少ないから、共働きで平日は忙しいなど、週末にまとめ洗いする家庭も多いのではないでしょうか。 ですが、洗濯物を長時間放置することには多くのデメリットが存在します。今回は週末などに洗濯物をまとめて洗う際の注意点とその改善策を、4児のママであり、洗濯研究家の平島利恵がご紹介します。 汚れた洗濯物、溜め置き時間で雑菌が大繁殖! 溜め置きの洗濯物から嫌なニオイ!その原因は? 溜めた洗濯物や洗濯カゴ、洗濯機から嫌なニオイがする、洗ったのにニオイが取れないなど経験したことはありませんか?そのニオイは雑菌とカビが原因かもしれません。 汚れた洗濯物を放置すると「モラクセラ菌」という雑菌が繁殖するのです。モラクセラ菌は洗濯物に残る皮脂やタンパク質、水分をエサとしてフンのようなものを出し、これが洗濯物の嫌なニオイの原因となります。 また、洗濯物を放置するとカビの発生の原因にも。カビは湿度60%以上、水分や湿気が溜まりやすい場所を好み、たんぱく質や脂肪を栄養にして繁殖します。そのため溜めた洗濯物はカビにとって最適な環境なのです。 雑菌を繁殖させない洗濯物の溜め置きの工夫 洗濯物を週末にまとめて洗う場合、洗うまでの洗濯物の保管の仕方で雑菌とカビが大繁殖することも!雑菌を繁殖させない洗濯物の保管の仕方をご紹介します。 洗濯カゴは通気性が良く、風通しの良い場所に置く 洗濯カゴはメッシュタイプまたは側面に穴が開いているカゴがおすすめ。洗濯物置き場は湿気が溜まりやすいので、換気ができる場所に置いておくのが◎ 洗濯カゴにつめこみすぎない 洗濯カゴに大量の洗濯物が入ると、通気性が悪くなり湿気が溜まりやすくなるので要注意。洗濯物の量が多くなる場合は、洗濯カゴを2つ用意するなど工夫しましょう。 汚れた洗濯物と濡れた洗濯物は別のカゴに入れる 皮脂やたんぱく質汚れがついた洗濯物と湿気を多く含む洗濯物が同じ場所にあれば、雑菌とカビの温床に。濡れた洗濯物をすぐに洗濯できない場合は、干して乾かしてから洗濯カゴへいれることをおすすめします。 洗濯槽の中に洗濯物を溜めない 洗濯物を洗濯カゴではなく、洗濯槽に入れて保管する方もいらっしゃるかと思いますが、これは絶対にNGです!洗濯槽の裏側は水分や、カビの大好物である石けんカスが溜まりやすく、そこへ汚れた衣類を入れるとカビや雑菌が洗濯槽と衣類に大繁殖してしまいます。洗濯物を洗濯槽に入れるのは洗う直前にしてください。 週末まとめ洗い|清潔な洗い上がりと時短を叶える洗濯アイディア まとめ洗いで清潔に洗い上げるために守りたい洗濯の基本 まとめ洗いはお急ぎモードはNG 洗濯の週末まとめ洗いの場合、時短のためにお急ぎモードを選びがちですが、お急ぎモードはおすすめしません。お急ぎモードはすすぎと脱水を1回ずつ減らすことで時短・節水・節電になりますが、これは汚れた水を入れ替えて洗い流す回数が少なくなるということ。つまり、雑菌や汚れ、汚れた洗浄液を洗い流しきれず、汚れやニオイが衣類に残ってしまい、洗濯し直しになることも。 1度の洗濯で確実に清潔に洗い上げる事が、時短・節約への一番の近道です。すすぎは必ず2回以上に設定してくださいね。 洗濯の前準備が重要 忙しいからと前準備を怠ると大変なことになるかもしれません。洗いあがった洗濯物がティッシュまみれだった、色移りしていたなど、週末のまとめ洗いのチャンスに洗濯を失敗してしまったら疲れがどっと出てしまいそう・・ 洗濯前にチェックすること ポケットの中身を確認する 色物と白物を分ける 装飾品付きやデリケートな生地はネットに入れる ファスナー付きは閉める 洗濯物の臭いを防ぐために洗濯機のお手入れは定期的に...

下着や服についてしまった生理の経血・血液シミを簡単に落とす方法とは?

下着や服についてしまった生理の経血・血液シミを簡単に落とす方法とは?

毎月の生理のときの経血の汚れは、もみ洗いをしても中々綺麗にならず、手間のかかるやっかいな汚れの一つですよね。下着や服についてしまった経血のシミは、放置すると凝固し、繊維にこびりついてより落ちない汚れになってしまいます。 今回は、落としにくい経血汚れを”簡単に”落とすコツを紹介します。血液汚れの性質と落とし方を知ることで、簡単に綺麗に落とすことができるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。 「血液は温水洗いだと落ちにくい」は嘘 血液汚れを洗う時、お湯ではなく水で洗うほうがいいと思っている方も多いのではないでしょうか。 血液の主成分はたんぱく質です。血液汚れにお湯がNGと言われる理由は、このたんぱく質が熱により凝固し、落ちにくくなってしまうためです。 でも血液は、体温程度の温度(40℃程)であれば凝固することはありません。血液汚れを落とすときには、40℃程の温水+洗剤の洗浄液を使うのがおすすめ。お湯を使うことで洗剤の洗浄力がUPし、汚れが落ちやすくなります。 血液は50~60℃で凝固し、繊維にこびりついてしまうため、熱湯を使うのはNGです。 血液はついたらなるべく早く落とす ケガをした時に瘡蓋ができるように、血液の汚れは時間とともに酸化し、固まってしまいます。酸化したした血液により、衣類の繊維が変質してしまうと、落とすのが難しくなるため、汚れが付いたら乾く前に、ぬるま湯+洗剤の洗浄液でもみ洗いをしましょう。血液汚れには、洗浄力の高いアルカリ性の洗剤がおすすめです。 すぐに洗えない場合は、応急処置をしましょう。ハンカチやタオルを湿らせ、ハンドソープがあれば使用し、叩きながら汚れを移しとります。家に帰ったらすぐに、次に紹介するつけ置き洗いをしましょう。 時間が経った血液シミはつけおき洗いが正解 時間が経った血液汚れは、つけ置き洗いをした後、もみ洗いをしましょう。 酸化した血液汚れは、相反するアルカリ性の洗剤を使うことで、化学的に中和し、汚れが落ちやすくなります。 ■つけ置き洗いの手順 40℃ほどのお湯に、アルカリ性の粉洗剤をよく溶かします 血液がついた衣類を入れ、優しくもみ洗いします そのまま30分~1時間、つけ置き洗いします 洗濯機にかけて洗います ※つけ置き洗いの前に、必ず洗濯表示を確認ください。※洗濯機にかけるときは、少なめの衣類量でよく洗い、2回以上すすぎます。※汚れがひどい場合は、つけおき時間を長くしましょう。 POINT 血液汚れを落とすときには、40℃程の温水+アルカリ性洗剤の洗浄液を使うのがおすすめ。血液は、体温程度の温度(40℃程)であれば凝固することはありません。50℃以上の熱湯を使うのはNGです。 血液汚れをもみ洗いなしで簡単・キレイに汚れを落とすならRinenna 血液の汚れは、特殊な汚れのため、洗濯機にかける前の前処理(もみ洗い)が欠かせません。 そんな前処理の手間をなくし、家事の労力を減らすために開発したのがRinenna(リネンナ)の洗剤です。元々は、赤ちゃんの布おむつについたウンチ汚れを、もみ洗いなしで落とすことを目指し、タンパク質分解酵素を配合しています。 血液汚れもタンパク質汚れになるため、Rinennaを使えばもみ洗いなしでスッキリと落とすことができます。 使い方はとても簡単! 40℃ほどのお湯に、Rinenna#1をよく溶かします 血液がついた衣類を入れ、30~1時間つけ置き洗いします 洗浄液ごと洗濯機にいれ、洗濯をします 経血の汚れだけでなく、鼻血はもちろん、身体から出る皮脂の汚れやニオイも落とすことができるので、ひとつ常備しておくと、ご家族の身体から出るあらゆる汚れに対応でき、便利です。...

下着や服についてしまった生理の経血・血液シミを簡単に落とす方法とは?

毎月の生理のときの経血の汚れは、もみ洗いをしても中々綺麗にならず、手間のかかるやっかいな汚れの一つですよね。下着や服についてしまった経血のシミは、放置すると凝固し、繊維にこびりついてより落ちない汚れになってしまいます。 今回は、落としにくい経血汚れを”簡単に”落とすコツを紹介します。血液汚れの性質と落とし方を知ることで、簡単に綺麗に落とすことができるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。 「血液は温水洗いだと落ちにくい」は嘘 血液汚れを洗う時、お湯ではなく水で洗うほうがいいと思っている方も多いのではないでしょうか。 血液の主成分はたんぱく質です。血液汚れにお湯がNGと言われる理由は、このたんぱく質が熱により凝固し、落ちにくくなってしまうためです。 でも血液は、体温程度の温度(40℃程)であれば凝固することはありません。血液汚れを落とすときには、40℃程の温水+洗剤の洗浄液を使うのがおすすめ。お湯を使うことで洗剤の洗浄力がUPし、汚れが落ちやすくなります。 血液は50~60℃で凝固し、繊維にこびりついてしまうため、熱湯を使うのはNGです。 血液はついたらなるべく早く落とす ケガをした時に瘡蓋ができるように、血液の汚れは時間とともに酸化し、固まってしまいます。酸化したした血液により、衣類の繊維が変質してしまうと、落とすのが難しくなるため、汚れが付いたら乾く前に、ぬるま湯+洗剤の洗浄液でもみ洗いをしましょう。血液汚れには、洗浄力の高いアルカリ性の洗剤がおすすめです。 すぐに洗えない場合は、応急処置をしましょう。ハンカチやタオルを湿らせ、ハンドソープがあれば使用し、叩きながら汚れを移しとります。家に帰ったらすぐに、次に紹介するつけ置き洗いをしましょう。 時間が経った血液シミはつけおき洗いが正解 時間が経った血液汚れは、つけ置き洗いをした後、もみ洗いをしましょう。 酸化した血液汚れは、相反するアルカリ性の洗剤を使うことで、化学的に中和し、汚れが落ちやすくなります。 ■つけ置き洗いの手順 40℃ほどのお湯に、アルカリ性の粉洗剤をよく溶かします 血液がついた衣類を入れ、優しくもみ洗いします そのまま30分~1時間、つけ置き洗いします 洗濯機にかけて洗います ※つけ置き洗いの前に、必ず洗濯表示を確認ください。※洗濯機にかけるときは、少なめの衣類量でよく洗い、2回以上すすぎます。※汚れがひどい場合は、つけおき時間を長くしましょう。 POINT 血液汚れを落とすときには、40℃程の温水+アルカリ性洗剤の洗浄液を使うのがおすすめ。血液は、体温程度の温度(40℃程)であれば凝固することはありません。50℃以上の熱湯を使うのはNGです。 血液汚れをもみ洗いなしで簡単・キレイに汚れを落とすならRinenna 血液の汚れは、特殊な汚れのため、洗濯機にかける前の前処理(もみ洗い)が欠かせません。 そんな前処理の手間をなくし、家事の労力を減らすために開発したのがRinenna(リネンナ)の洗剤です。元々は、赤ちゃんの布おむつについたウンチ汚れを、もみ洗いなしで落とすことを目指し、タンパク質分解酵素を配合しています。 血液汚れもタンパク質汚れになるため、Rinennaを使えばもみ洗いなしでスッキリと落とすことができます。 使い方はとても簡単! 40℃ほどのお湯に、Rinenna#1をよく溶かします 血液がついた衣類を入れ、30~1時間つけ置き洗いします 洗浄液ごと洗濯機にいれ、洗濯をします 経血の汚れだけでなく、鼻血はもちろん、身体から出る皮脂の汚れやニオイも落とすことができるので、ひとつ常備しておくと、ご家族の身体から出るあらゆる汚れに対応でき、便利です。...

汚れたスリッパを素材別に正しく洗う方法とは?【汚れや臭いが気になる方必見】

汚れたスリッパを素材別に正しく洗う方法とは?【汚れや臭いが気になる方必見】

床が汚れるのを防いだり素足を守るために履くスリッパやルームシューズは、毎日のように履いてるという方も多いと思います。 室内で履くためそこまで汚れを意識しませんが、実はスリッパの底だけはでなく、スリッパの中にも蓄積された汚れが溜まっているのです。 家の中で毎日履くものだからこそ、スリッパも洗濯して清潔に保つことが大切。 そこで、汚れたスリッパやルームシューズの正しい洗い方を、4児のママであり、洗濯研究家の平島利恵がご紹介いたします。 スリッパは意外と汚れている スリッパは床と接触するため、外から持ち込まれた土、泥、砂、また、室内のほこりやゴミなどがスリッパの底に付着しやすく、これが主な汚れの原因となります。また、長くはいて過ごしているので食べ物や飲み物がこぼれてスリッパの汚れになることもあります。ペットを飼ってらっしゃる方の場合はペットの毛も。意外といろんな汚れが付着するんです。さらに足の裏には多くの汗腺があり、汗をかいた結果、スリッパの臭いや汚れの原因となることがあります。 洗えるスリッパと洗えないスリッパの見分け方 スリッパを洗濯して清潔に保つといっても、皮革素材のスリッパなど洗濯できないものもあるので要注意です。洗濯できるかどうか見分けるには、まずスリッパについている洗濯表示を確認しましょう。 水洗い可のマークがついているスリッパなら、家庭でも洗濯することができます。また、最近では「洗えるスリッパ」というネーミングで売り出しているスリッパもたくさんあるので、そのスリッパを購入してみるのも良いでしょう。 素材で変わる!スリッパの正しい洗い方 綿やリネンなどの植物繊維、ポリエステルなどの合成繊維のスリッパは洗濯機でも洗濯可能ですが、ウール素材のスリッパであれば中性洗剤を使って手洗いすることをおすすめします。 このようにスリッパの素材によって洗い方が変わるので、ここでは素材ごとにスリッパの正しい洗い方をご紹介します。   動画でご覧になりたい方はこちら [1]植物繊維・合成繊維のスリッパを洗う | 洗濯機編 洗える素材のスリッパの場合、これからご紹介する洗い方が1番簡単で汚れも落ちるので、スリッパを洗う時間がなかなかないという方にはこちらの洗い方をおすすめします。 準備するもの ・歯ブラシ ・靴用洗濯ネット ・洗剤(汚れが臭いが気になる場合はリネンナがおすすめ) 手順 [1] スリッパを洗濯機へ入れる前に、汚れがひどい部分を歯ブラシで部分洗い [2] スリッパの型崩れを防ぐため、靴用洗濯ネットに入れて洗濯機へ [3] いつも使用している洗剤を使って「手洗いコース」で洗う [4]...

汚れたスリッパを素材別に正しく洗う方法とは?【汚れや臭いが気になる方必見】

床が汚れるのを防いだり素足を守るために履くスリッパやルームシューズは、毎日のように履いてるという方も多いと思います。 室内で履くためそこまで汚れを意識しませんが、実はスリッパの底だけはでなく、スリッパの中にも蓄積された汚れが溜まっているのです。 家の中で毎日履くものだからこそ、スリッパも洗濯して清潔に保つことが大切。 そこで、汚れたスリッパやルームシューズの正しい洗い方を、4児のママであり、洗濯研究家の平島利恵がご紹介いたします。 スリッパは意外と汚れている スリッパは床と接触するため、外から持ち込まれた土、泥、砂、また、室内のほこりやゴミなどがスリッパの底に付着しやすく、これが主な汚れの原因となります。また、長くはいて過ごしているので食べ物や飲み物がこぼれてスリッパの汚れになることもあります。ペットを飼ってらっしゃる方の場合はペットの毛も。意外といろんな汚れが付着するんです。さらに足の裏には多くの汗腺があり、汗をかいた結果、スリッパの臭いや汚れの原因となることがあります。 洗えるスリッパと洗えないスリッパの見分け方 スリッパを洗濯して清潔に保つといっても、皮革素材のスリッパなど洗濯できないものもあるので要注意です。洗濯できるかどうか見分けるには、まずスリッパについている洗濯表示を確認しましょう。 水洗い可のマークがついているスリッパなら、家庭でも洗濯することができます。また、最近では「洗えるスリッパ」というネーミングで売り出しているスリッパもたくさんあるので、そのスリッパを購入してみるのも良いでしょう。 素材で変わる!スリッパの正しい洗い方 綿やリネンなどの植物繊維、ポリエステルなどの合成繊維のスリッパは洗濯機でも洗濯可能ですが、ウール素材のスリッパであれば中性洗剤を使って手洗いすることをおすすめします。 このようにスリッパの素材によって洗い方が変わるので、ここでは素材ごとにスリッパの正しい洗い方をご紹介します。   動画でご覧になりたい方はこちら [1]植物繊維・合成繊維のスリッパを洗う | 洗濯機編 洗える素材のスリッパの場合、これからご紹介する洗い方が1番簡単で汚れも落ちるので、スリッパを洗う時間がなかなかないという方にはこちらの洗い方をおすすめします。 準備するもの ・歯ブラシ ・靴用洗濯ネット ・洗剤(汚れが臭いが気になる場合はリネンナがおすすめ) 手順 [1] スリッパを洗濯機へ入れる前に、汚れがひどい部分を歯ブラシで部分洗い [2] スリッパの型崩れを防ぐため、靴用洗濯ネットに入れて洗濯機へ [3] いつも使用している洗剤を使って「手洗いコース」で洗う [4]...

洗剤と柔軟剤の使い方を間違えると衣類にどんな影響が?正しい方法とポイント解説

洗剤と柔軟剤の使い方を間違えると衣類にどんな影響が?正しい方法とポイント解説

洗剤と柔軟剤を間違えた!このまま洗っても大丈夫? 洗濯の時、うっかり洗剤と柔軟剤を入れ間違えてしまったことはありませんか? そんな時、そのまま洗濯を続けても大丈夫なのでしょうか?「柔軟剤入り洗剤」も発売されていますが、洗剤と柔軟剤なぜ投入口が分かれているのでしょうか。 実は、洗剤と柔軟剤はそれぞれ全く異なる役割を持っているんです。 今回は、洗剤と柔軟剤の違いと、間違えてしまった場合の対処法について詳しく解説します。 この記事では、以下の内容についてお伝えします。 洗剤と柔軟剤の役割と成分の違い 洗剤と柔軟剤を間違えて投入した場合の影響 間違えた場合の正しい対処法と予防策 洗濯の時には、洗剤と柔軟剤を正しく使い分けることが大切です。間違えてしまったらどうなるのか、ぜひこの記事を読んで確認してください。 洗剤と柔軟剤の投入口を間違えた時どうする?  洗濯機にかけるとき、洗剤と柔軟剤は、どのタイミングで投入されるのでしょうか。 投入されるタイミング 洗濯の工程 洗剤 初めの給水時 洗い  柔軟剤 最後のすすぎの水 すすぎ   洗剤は、一番初めの給水時に一緒に投入され、「洗い」の工程で、洗剤が混ざった洗浄液で、衣類を洗います。 一方柔軟剤は、一番最後のすすぎの水と一緒に投入され、「すすぎ」の工程で、柔軟剤が入った水ですすぐことで衣類を柔らかく仕上げます。 このように、「洗剤」と「柔軟剤」が投入される工程は、全く違うのです。 そのため、間違って入れてしまうと、どちらの効果も十分に発揮することができなくなり、すすぎ直しが必要になるケースもあります。 洗剤を柔軟口に入れてしまった場合の対処法 洗剤を柔軟剤口に入れてしまうと、一番最後のすすぎの水に、洗剤が投入されてしまうことになります。 洗濯前に気付いた時 柔軟剤ケースを出し、中を空にし、ケースに残った洗剤成分をしっかり洗い流してから元に戻します。 洗濯中に気付いた時...

洗剤と柔軟剤の使い方を間違えると衣類にどんな影響が?正しい方法とポイント解説

洗剤と柔軟剤を間違えた!このまま洗っても大丈夫? 洗濯の時、うっかり洗剤と柔軟剤を入れ間違えてしまったことはありませんか? そんな時、そのまま洗濯を続けても大丈夫なのでしょうか?「柔軟剤入り洗剤」も発売されていますが、洗剤と柔軟剤なぜ投入口が分かれているのでしょうか。 実は、洗剤と柔軟剤はそれぞれ全く異なる役割を持っているんです。 今回は、洗剤と柔軟剤の違いと、間違えてしまった場合の対処法について詳しく解説します。 この記事では、以下の内容についてお伝えします。 洗剤と柔軟剤の役割と成分の違い 洗剤と柔軟剤を間違えて投入した場合の影響 間違えた場合の正しい対処法と予防策 洗濯の時には、洗剤と柔軟剤を正しく使い分けることが大切です。間違えてしまったらどうなるのか、ぜひこの記事を読んで確認してください。 洗剤と柔軟剤の投入口を間違えた時どうする?  洗濯機にかけるとき、洗剤と柔軟剤は、どのタイミングで投入されるのでしょうか。 投入されるタイミング 洗濯の工程 洗剤 初めの給水時 洗い  柔軟剤 最後のすすぎの水 すすぎ   洗剤は、一番初めの給水時に一緒に投入され、「洗い」の工程で、洗剤が混ざった洗浄液で、衣類を洗います。 一方柔軟剤は、一番最後のすすぎの水と一緒に投入され、「すすぎ」の工程で、柔軟剤が入った水ですすぐことで衣類を柔らかく仕上げます。 このように、「洗剤」と「柔軟剤」が投入される工程は、全く違うのです。 そのため、間違って入れてしまうと、どちらの効果も十分に発揮することができなくなり、すすぎ直しが必要になるケースもあります。 洗剤を柔軟口に入れてしまった場合の対処法 洗剤を柔軟剤口に入れてしまうと、一番最後のすすぎの水に、洗剤が投入されてしまうことになります。 洗濯前に気付いた時 柔軟剤ケースを出し、中を空にし、ケースに残った洗剤成分をしっかり洗い流してから元に戻します。 洗濯中に気付いた時...