そしてもう1つが成形おむつです。
この2つは見た目はもちろん、メリット・デメリットもそれぞれに異なりますので、用途や生活スタイルに合わせて選んでくださいね。
また、「何枚購入したらいい?」や「どんな時に使うの?」という疑問についても、この後じっくりお答えします。
出産準備に必要なおむつの枚数
布おむつ育児がメインの場合
赤ちゃんのおむつ替えの回数は一般的に、新生児で1日10〜13回、3ヶ月で8〜10回と成長するにつれ減っていきます。1日に必要な布おむつセットと同じ分量の洗い替えを準備しておけば、なんとか回していくことが可能です。
出産準備として最低限用意しておきたい良い布おむつの枚数は 【布おむつ20枚+カバー4枚】 です。
お世話する人にとって無理のない範囲で赤ちゃんに快適な環境を作ってほしいから、紙おむつも上手に取り入れて欲しいと考えています。
例えば、旅行や長時間の外出時は、紙おむつをおすすめしています。
使用後の汚れた布おむつを持ち歩く事は、衛生面からもおすすめできません。
また、赤ちゃんのお世話する人もぐっすりと休んで欲しいので、夜も紙おむつが良いと考えています。
このように、布おむつと紙おむつを都合良く取り入れながら、ご自身にとって快適な布おむつ育児方法を見つけてくださいね。
紙おむつと布おむつ併用する場合
仕事をしていたり、兄弟姉妹がいたり、それぞれの家庭状況は様々ですよね。布おむつメインでの育児は難しいけれど、布おむつにもチャレンジしてみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「週末だけ」「天気が良い日だけ」「お世話する人のコンディションが良いときだけ」など、日によって布おむつを使う日と使わない日を分けたり、家事を終えた日中などお世話する人の手が空く時間帯だけ布おむつ使って、忙しい時間帯は紙おむつを使用するという方法なら、忙しいママも無理なく続けていけると思います。
上記のようなハイブリッドおむつ育児の場合は 【布おむつ10枚+カバー2枚】 準備しておけば、1日10枚使って翌日は紙おむつ、日中5回は布おむつで残りは紙おむつ、という感じで洗い替えながら回していくことができます。
番外編:災害時に備える布おむつの枚数
近年、大雨や地震など自然災害への備えは必須となりました。赤ちゃんがいるご家庭にとっておむつは必需品です。
災害時は、自宅周辺の被災程度の大小に関わらず、買い溜め行動が起きたり、物流がストップしてしまう事で、必要な物資を手に入れる事が難しくなってしまいます。
中でも、おむつや生理用品などの生活必需品は、お店の棚から真っ先になくなるものの1つ。
水道が通っていれば、洗って繰り返し使う事ができる布おむつは、そんな時への備えとして最適です。
災害グッズとして用意しておく布おむつの枚数は 【布おむつ20枚とカバー2枚】 2日間分の枚数を用意しておく事をおすすめします。
ですが、水道が通っていて洗濯ができる状況であれば、2日分の布おむつを洗って繰り返し使用できるのです。
数日間に渡り水道の復旧が見込めない場合は、おそらく避難所へ避難する事になると思いますが、避難所へ行けば紙おむつの支援を受けられるはず。
災害や被災の状況によっては、災害初日からの避難ではなく2日目、3日目からの避難になる事もあります。
なんとかそこまでしのげる量のおむつを防災グッズに加えておくと安心です。
また、沖縄や離島の場合は、物流の回復にさらに時間がかかる事が予想されますので、備えは十分にしておいてくださいね。
保育園準備に必要なおむつの枚数
保育園への入園にあたり、布おむつをどのくらいの枚数準備すればよいのかというご相談をよく受けます。入園に際し保育園からお手紙を受け取ると思いますが、お手紙に書いてある必要枚数が10枚の場合は、洗い替え(翌日分)にもう10枚必要となります。
カバーも洗い替えが必要となりますので、最低でも保育園から指定される枚数の倍の量を準備しておくことをおすすめしています。
保育園の入園が決まったら、布おむつ指定の園だった!と慌てて準備されるご家庭も多いようです。
それまで紙おむつオンリーで過ごしていた場合は、使い方やお手入れの仕方など不安がどんどん出てきますよね。
知ってみれば難しい事はありませんので、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
布おむつのあて方
布おむつには「成形おむつ」と昔ながらの「輪おむつ(ドビー織りおむつ)」の2種類があります。「成形おむつ」は、紙おむつと近い感覚で使用でき、「輪おむつ」は布の折り方に少しコツが必要になります。
以下の記事で、布おむつのあて方を写真付きでご紹介していますので、それぞれの使い方をご確認くださいね。
布おむつの洗い方
なんといってもハードルが高そうなのが、布おむつの洗濯ですよね。汚れたおむつがちゃんときれいになるのか、「そもそもどうやって洗うの?」「洗濯機は使えるの?」など、はじめての布おむつ育児には分からないことがいっぱい。
リネンナでは、布おむつ育児がもっと楽しくハッピーになるよう願いを込めて、専用洗剤をお作りしています。
つけ置きメインで手間いらずの洗濯方法は、以下の記事で詳しくご紹介していますので、是非チェックしてください。
RinennaBaby布おむつ・おむつカバーの特徴
成型おむつ
元来の布おむつ(輪おむつ)につきものだった「面倒くさい」「当て方が難しそう」「洗濯が大変」というマイナス面を解消した画期的な布おむつがこの成型おむつです。縦に長い輪おむつと比較する事で、成型おむつの良さが伝わると思いますので、比較しながらご紹介しますね。
- 洗濯中に絡まらない!
機種によっては脱水途中で止まってしまいエラー音が鳴り響く事も…(そしてお昼寝中の赤ちゃんがおきてしまう悲劇)
- シワを気にしなくていい!
輪おむつはゴワつかないよう、干す時にしっかりシワをのばすかアイロンをあてる一手間が必要なのです。
- 簡単に装着できる
- 収納もコンパクト
リネンナの成型おむつのこだわり
- 漏れない形を追求
- おむつ卒業まで1サイズでOK
小柄な赤ちゃんは折りたたんで使用してOK。
買い換える必要がなく経済的です。
- 肌にやさしい素材
マイクロファイバーの3層構造でしっかりをおしっこを吸収します。
- 吸収したおしっこを分散
特に男の子の場合、何度も同じ場所に集中しておしっこをする事で漏れにつながる事がありますが、層の中で広げる事で漏れを防ぎます。
ドビー織り(輪おむつ)
リネンナでは断然「成型おむつ」をおすすめしていますが、保育園によっては「輪おむつ」指定の園もあったり、もちろん輪おむつのメリットももちろんありますし、輪おむつをおすすめするシチュエーションもありますのでご紹介します。
輪おむつのメリット
- 安い
- 乾くのが早い
生乾きの心配がほぼないというのは嬉しいですよね。
こんな人には輪おむつがおすすめ
普段布おむつを使う予定はないけれど、災害時の備えとして布おむつを用意しておきたいという方には、断然輪おむつがおすすめです。いつ起きるか分からない災害への備えは万全にしておきたいものですが、おむつを使う期間は数年と限られています。
災害時用に準備したおむつは、使う事なくその期間を終える事の方が多いはず(そうであって欲しい)です。
なので、普段布おむつを使わない人は、値段の安い輪おむつで準備しておくのが◎。
さらに、輪おむつのメリットでも述べましたが、洗濯後に乾くのが早いというのは災害下の慌ただしい状況下ではとても助かる利点だと思います。
おむつカバー
成型おむつにも輪おむつにも必要なおむつカバー。
おしっこやうんちの漏れを防ぐ役目をになっているのがおむつカバーです。
リネンナでは、快適な布おむつ生活を送っていただくために、おむつカバーにもこだわりました。
リネンナのおむつカバーのこだわり
- おむつ卒業まで1サイズ
ウエストと太ももまわり両方がスナップボタンでサイズ調整できて、どんな体型の赤ちゃんにもジャストサイズで使っていただけます。
- 漏れにくい
また、リネンナの成型おむつとジャストフィットする設計なので、合わせてお使いいただくとより効果的に漏れを防止します。
- 柔らかで清潔感のある色展開
ジェンダーレスなカラーも多く、プレゼントにも選んでいただきやすい色彩です。
カラーボタンを使用した限定色もご用意しています。
リネンナの布おむつおすすめの買い方
今回は布おむつの必要枚数についてお話ししてきましたが、実際にリネンナの布おむつをご購入をされる場合、シチュエーションによっておすすめのセットがありますのでご紹介します。布おむつスターターセット
「とりあえず試してみたい!」という人はこのセット。日中のオムツ替え用に布おむつ5枚とおむつカバー1枚、さらに、布おむつ生活をグーンと楽にするリネンナのつけ置きメインの洗濯洗剤とつけ置き用バケツがセットになっているので、 他に準備する必要はありません。
布おむつ日中おむつセット
スターターセットを試して「この先も布おむつ生活続けられそう」と思ったら、成型おむつ15枚とおむつカバー2枚の「布おむつ日中おむつセット」の買い足しがおすすめです。また、布おむつと紙おむつ併用育児の場合もこの量があれば十分です。
布おむつおまとめセット
布おむつ生活を送っていると、お天気がわるかったり、体調がすぐれなかったり、お洗濯のタイミングが合わないなんて事も多々あります。余裕をもって安心して布おむつメインの育児を始めたいなら、成型おむつ30枚とおむつカバー3枚、 リネンナの洗剤とつけ置き用バケツがついたおまとめセットが◎。