食べこぼしのシミはなぜ落ちにくい?
洗濯研究家の平島 利恵です。
食事中にうっかり付けてしまった、食べこぼしのシミ。
洗濯機にかけても汚れが残ってしまうことはありませんか?
食べこぼしのシミが落ちにくいのには理由があります。
食べこぼしのシミには、調味料の色素汚れに加え、調理に使った油汚れが付着します。この油汚れは、洗濯機にかけるだけでは落とし切ることができません。
洗濯前の前処理が汚れ落ちを左右します。
食べこぼしのシミがついたときに慌てて水洗いをすると、油染みが残って残ってしまうため、正しいシミの落とし方を知ることも大切です。
食べこぼしのシミの落とし方を知ると、食事中の食べこぼしもおおらかな気持ちで見守ることができるようになり、大切な衣類の寿命も延ばすこともできます。
正しい前処理で、家事ストレスを解消しましょう!
食べこぼしのシミの落とし方
食べこぼしのシミを落とす上で、絶対に知っておいてほしいことは、シミは早めに処理をすればするほど、キレイに・負担なく落とすことができるということです。
24時間以内に、正しい処理を行えば、ほとんどの食べこぼしはキレイに落とせます。
逆に、シミがついてから24時間以上経つと、汚れが酸化し、固着し、繊維を変質させてしまうため、落としにくくなってしまいます。
衣類につく汚れのほとんどは、水で洗うだけでは落とすことができません。
洗剤の働きで汚れを繊維の奥から浮かせ、洗濯の水の中に溶かし出します。
衣類のシミを落とすためには、汚れの種類に合わせ、適切な洗剤を使い分けることが大切です。
食べこぼしのシミの落とし方は「油汚れ」と「それ以外」で覚えればOK!
食べこぼしのシミは、「油汚れ」と「それ以外」に分けられます。
多くの料理には油が含まれるため、基本的に両方が混ざっているケースも多くなります。
「油汚れ」と「それ以外」とでは、落とし方が異なるため、両方が混ざった汚れを落とす時にはまず、油汚れから処理しましょう。
食べこぼしのシミの落とし方【油汚れ】:食器用洗剤
油汚れを落とすために効果的なのは、中性洗剤を使うことです。
ご自宅にあるものを活用する場合、「食器用洗剤」が便利です。
■前処理の手順
- 固形物があれば取り除き、汚れが気になる箇所に洗剤を塗布
- 40℃ほどのお湯で、優しくもみ洗い
- 洗濯機にかける
油由来の食べこぼしのシミを簡単に落とすならRINENNA Pro #ZERO
RINENNA Pro #ZEROには、幅広い汚れをもれなくキャッチできるよう、100種類上の多様な界面活性剤が配合されています。
超濃縮洗剤なので、落としにくい油汚れも繊維の奥から浮かせ、しっかり落とすことができます。
#ZEROは、衣類の風合いを守りながら優しく洗濯できる中性設計です。
ウール、レーヨン、シルクなどのデリケートな衣類にもお使い頂けます。
漂白剤が配合されていないため、色落ちしにくいという特徴もあります。
POINT 10倍希釈もOK!コスパの高いRINENNA Pro #ZERO RINENNA Pro #ZEROは、10倍に希釈しても効果を発揮します。 |
食べこぼしをキレイに落とす!3つのコツ
洗濯前に水洗いしない
油汚れを水洗いしてしまうと、表面の油分だけが洗い流され、シミとして衣類に残ってしまうため、注意が必要です。
シミがついた時は、慌てて水洗いせず、洗剤を塗布して汚れを浮かせて落としましょう。
繊維の奥まで洗剤を染み込ませる
汚れはついてからすぐに落とすことが大切です。
#ZEROを塗布したあとは、ブラシなどで優しくたたき込み、洗剤成分を繊維の奥まで浸透させましょう。
重曹をプラスして汚れ落ち効果UP
中性設計の#ZEROにアルカリ性の重曹をプラスすることで、洗浄力を高めることができます。
10%の濃度の重曹液を作り、#ZEROと一緒に塗布します。
その後洗濯機にかけると、汚れがよりキレイに落ちます。(重曹液は保存できず、使い切りです)
食べこぼしのシミの落とし方【それ以外】:頑固なシミは漂白剤でつけ置き
中性洗剤を使用しても落とせなかった場合、調味料などの色素汚れが残っている可能性が高くなります。
そのため、酸素系漂白剤を使ってつけ置き洗いをしましょう。
■つけ置き洗いの手順
- 40℃ほどのお湯に、酸素系漂白剤をよく溶かす
- 30分~1時間ほどつけ置き洗い
- 洗濯機にかける
※衣類の種類によっては、酸素系漂白剤を使用できない場合や、お湯を使うことができない場合があります。必ず洗濯表示を確認しましょう。
時間のたった頑固な食べこぼしのシミにはRINENNA Pro #ZEROとRinenna#1を
時間が経ってしまった汚れには#ZEROを塗布した上で、Rinenna#1でのつけ置き洗いが効果的です。
油汚れに強い#ZEROと色素汚れに強いRinenna#1を併用することで、落ちにくい頑固な汚れにも効果を発揮します。
食べこぼしのシミの落とし方番外編:外出先で食べこぼしのシミをつけたときは?
外出先でシミがついてしまった時は、ティッシュとハンドウォッシュを使って応急処置しましょう。
帰宅後はすぐに、中性洗剤(#ZERO)で前処理をしてから洗濯機にかけます。
- 表面に残った油をティッシュで優しく拭き取ります
- ティッシュをシミの下に当てます
- 別のティッシュを水で濡らし固く絞り、ハンドソープをつけます
- シミが薄くなるまで数回押し洗いをします
- 洗剤が残らないよう、水で濡らした新しいティッシュで押し洗いします
その他の食べこぼしを落とすテクニック
チョコレート汚れ・シミの簡単な落とし方 お家で頑固な汚れを落とす方法とは?
チョコレートには、カカオマスとカカオバターがたっぷりと含まれているため、衣類の表面には色素、その上に油が付着している状態です。
チョコレート汚れを落とすためには、表面の油分をしっかりと取り除くことが大切です。
油汚れと色素汚れをしっかり落とすためには、RINENNA Pro #ZEROを塗布した上で、Rinenna#1でのつけ置き洗いが効果的です。
▼詳しい落とし方はこちらから
https://rinenna.jp/blogs/column/13132
子育て中のママ必見「よだれジミ 」や「ミルクの吐き戻し汚れ」の洗い方| お洗濯 の基本を学ぶ
赤ちゃん特有の汚れである吐き戻し汚れ・よだれ汚れは、黄色いシミになります。
これは母乳やミルクに含まれているたんぱく質や炭水化物、脂質の汚れです。
たんぱく質汚れをしっかり落とすためには、Rinenna#1を使ったつけ置き洗いが効果的です。
▼詳しい落とし方はこちらから
https://rinenna.jp/blogs/column/746
頑固なシミ汚れに!シミの種類と シミ抜き方法 |お洗濯の基本を学ぶ
シミは、水溶性・油溶性・水油性・不溶性 4つの種類に分けられます。
汚れの種類により、落とし方・使う洗剤が異なるため、洗剤の使い分けをすることが大切です。
シミがついた時の応急処置や、シミの種類別シミ抜き方法を紹介しています。
▼詳しい落とし方はこちらから
https://rinenna.jp/blogs/column/701
食べこぼし汚れをつけ置きだけでごっそり落とす!リネンナご利用者様からのレビューまとめ
Rinennaは、厄介なシミ・汚れを、手間をかけずに落とすことを目指して開発した洗剤です。もみ洗いにかける時間・手間をなくし、衣類に負担をかけずに汚れを浮かせて落とすことができます。
ご愛用頂いているお客様のリアルな声を集めました。
▼詳しい記事はこちらから
https://rinenna.jp/blogs/column/3027