洗濯表示マークの意味一覧|線・点・×の見方と洗い方【2024年改正対応】

洗濯表示マークの意味一覧|線・点・×の見方と洗い方【2024年改正対応】

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洗濯表示(洗濯マーク)の意味一覧と見方【保存版】

大切な衣類を洗濯をするときに、家で洗える衣類なのか、クリーニングに出さなくてはいけないのか、どのように洗えばよいのか悩んだ経験はありませんか?

そんなとき、まず最初に確認するのは洗濯表示の"桶マーク"です。

ご家庭で洗えるか洗えないかは、"桶マーク"を見て判断します。
今回は、なかなか覚えられない洗濯表示について、洗濯研究家の平島利恵が、分かりやすくご紹介していきます!

本記事は、消費者庁「新しい洗濯表示」(令和6年改正)を根拠に解説しています。

おうちで洗濯NGマーク

(出典:消費者庁/JIS要約)

この桶にバツがあるマークは、「水洗い不可」という洗濯表示。
ご家庭では洗えない衣類です。
このマークがある場合は、 クリーニングに出すようにしましょう。

おうちで洗濯OKマーク

(出典:消費者庁/JIS要約)
桶の中に数字が書いてあるマークは、「洗濯機洗いOK」という洗濯表示。
基本的にご自宅の洗濯機で洗えます。

洗濯表示マークに合わせて、洗濯機の設定を変えてみよう!

ご自宅で洗濯できる衣類は、洗濯表示に合わせて洗濯機のコース・設定を変えることで、より衣類を長持ちさせる正しいお洗濯ができます。

ここでは、3つのマークの意味を解説します。

水温上限

(出典:消費者庁/JIS要約) 
桶の中にある数字は、洗濯する際の水温上限を意味します。
水温が選べる洗濯機の場合は、指定の数字以下であれば何℃でも問題ありません。

洗いの強弱

(出典:消費者庁/JIS要約)
桶の下にある棒線は、洗濯の強さを意味しています。
棒なし=普通 棒線1本=弱く 棒線2本=非常に弱く 線が増えるほど弱い力でお洗濯が必要な、デリケートな衣類となります。

もし、お気に入りの衣類に棒線2本があった場合は、リスクを回避するため、手洗いをするかクリーニングに出すと安心です。

手洗い

(出典:消費者庁/JIS要約)

桶に手が入っているこのマークは、"手洗い"という意味です。
ですが、洋服を一枚一枚手洗いするのは大変ですよね。
そんな時は、洗濯機の手洗いコース(デリケートコース)を使うこともできます。

本来は"洗濯機洗いはできない"という表示ですが、型崩れしやすいニットや繊細な装飾つきでない限り、ネットに入れて洗濯機にかけることができます。

メーカーによって「ドライコース」「おうちクリーニング」など呼び名が様々で、洗える衣類が異なりますので、ご自宅の洗濯機の説明書をご確認いただいた上でご利用ください。

※参考資料:洗濯処理の記号一覧

(出典:消費者庁/JIS要約)

※参考資料:漂白のしかた

(出典:消費者庁/JIS要約)

難しいと思いがちな洗濯表示ですが、一度意味を理解すれば毎日のお洗濯のお悩みが一つ解消されます♪

洗濯表示を見て、大切なお洋服を正しくお洗濯することで、買いたてのように綺麗な状態を長持ちさせてくださいね!

出典/参考資料

本記事は、消費者庁「新しい洗濯表示」(令和6年改正)を根拠に解説しています。