知っておきたい 洗濯機 のこと| お洗濯 の基本を学ぶ

知っておきたい 洗濯機 のこと| お洗濯 の基本を学ぶ

平島利恵
SUPERVISED BY
洗濯研究家 平島 利恵

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。

洗濯入門|洗濯機の正しい使い方を徹底解説

毎日の家事の中で何気なく使っている洗濯機。
もしかしたら、しっかり汚れを落としきれない使い方や雑菌を増やしてしまうNG行動をしているかもしれません。
そこで今回は、洗濯機の基本的な使い方や洗濯機のお手入れをおさらいしておきましょう。

先に結論です。
洗濯物は容量の8割程度まで、すすぎは少なくとも2回、洗濯後はすぐに取り出して洗濯槽を換気しましょう。月1回を目安に洗濯槽を手入れするなら、酸素系のRinenna #3が使えます。
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洗濯機をまわす前に気をつけたいこと

洗濯機をまわす前の段階から、洗濯という家事は始まっています。
まさに、「見えない家事」「名前のない家事」の代表と言えるでしょう。
ここでは、洗濯機をまわす前に改めて気をつけておきたいことをご紹介します。

洗濯カゴの中で雑菌は繁殖する!

洗濯機をまわす時間がなくて、洗濯物がたまってしまうことってよくありますよね。
そんな時、ついつい洗濯カゴに洗濯物を詰め込んでしまいますが、実は洗濯物を詰め込みすぎると通気性が悪くなってしまい、雑菌が繁殖する原因となってしまうのです。
雑菌は湿気が大好物ですので、体を拭いて濡れたタオル類と乾いている衣類を同じ洗濯カゴに入れてしまうと、菌が大繁殖してしまいます。
濡れたタオルはすぐに洗濯機にかけられると理想的ですが、洗濯をする時間がないという場合は、洗濯カゴを2個用意して濡れたタオル類と乾いている洗濯物を別々の洗濯カゴに分けること、濡れているタオルですでにニオイがするものはつけ置きをしてから洗濯機に入れるようにすれば、雑菌の繁殖も抑えることができます。

洗濯機へ入れる前に確認すること

洗濯物を洗濯機の中に入れる際に、次の3つのことを確認するようにしましょう。

洗濯表示を確認する

忘れてしまいがちですが、衣類には洗濯機で洗えないものもあるので、洗濯表示は一度確認してから洗濯機の中に入れてくださいね。

ポケットの中にゴミやお金などが入っていないか確認する

ゴミが入っていた場合、洗濯機の中で溶けて広がり他の洗濯物にまで汚れやクズが広がってしまうことも。
2度手間を省くためにも要チェックです。

デリケートな衣類や装飾が付いている衣類をネットに入れたか確認する

デリケートな衣類を洗濯ネットに入れる

洗濯中に他の衣類と擦れあって生地が傷むのを防げるので、衣類はネットに入れる事をおすすめします。
少なくとも、下着やホックなどのついた衣類、型崩れする衣類は必ずネットに入れるようにしてくださいね。

洗濯機へ入れる洗濯物の量はどのくらい?

洗濯物を入れすぎてしまうと、洗濯機の中で衣類のまわりが悪くなり、洗剤が全体に行き渡らなくなります。
汚れ落ちが悪くなるのはもちろん、衣類同士の摩擦で、衣類を傷めてしまったり破れたりする要因にもなります。
ですので、リネンナでは洗濯物は洗濯機の容量の8割程度を上限に入れることをおすすめしています。

洗濯機の使い方|清潔に洗い上げる設定〜お手入れまで

ここでは、基本的な洗濯機の使い方や洗濯物を清潔に洗う設定、洗濯機のお手入れまでをご紹介します。

汚れを衣類に残さない秘訣はすすぎの回数

洗濯の工程で注目してほしいのが「すすぎ」です。
どんなに汚れ落ちの良い洗剤を使っていても「すすぎ」をおろそかにしてしまうと台無しになってしまうのです。
「洗い」の工程で洗濯機の中は、洗浄液に衣類から汚れが溶け出した「汚水」で満たされます。
これを脱水しただけだと、汚水を絞っただけ、ですよね?そこにきれいな水を注いで→脱水を繰り返す事で、汚れた洗浄液を薄めていき、衣類から汚れや洗剤を洗い流していくのが「すすぎ」という工程です。
すすぎ1回だとこの汚れた洗浄液を十分に取り除けず衣類に残ってしまうのです。
ですので、「すすぎ」は少なくとも2回、汚れがひどい場合は、それ以上の回数に設定してくださいね。

湿気は大敵!洗い終わった後の洗濯機のお手入れ方法

洗濯機にとって、湿気は大敵です。
洗濯が終わった洗濯槽の裏側や衣類には、洗い流しきれなかった雑菌が少なからず存在しています。
雑菌は湿気があるところで繁殖してしまうので、洗い終わった後に洗濯物をすぐに干さないと、洗濯槽だけではなく衣類にまで雑菌が繁殖してしまいます。
そして、その大繁殖した雑菌こそが、洗濯物の生乾き臭などの嫌な臭いの原因となるのです。
ですので、「洗い終わった洗濯物はすぐに取り出す」が鉄則。
洗濯槽内に雑菌を繁殖させないためにも、洗濯機の蓋を開けてしっかり換気するようにしましょう。

毎日のケアと月1のお手入れでご機嫌な洗濯機に

最後に洗濯機のお手入れについて確認しておきましょう。

洗濯機の毎日のお手入れ

洗剤投入ケース、ゴミ取りネットや糸くずフィルター、乾燥フィルターや排水フィルターなど取り外し可能なパーツは毎日のお手入れが◎。
特にドラム式洗濯機は、扉のパッキン裏などにゴミや水分が残りやすいので、その都度拭き取ってくださいね。
毎日しっかりケアしていても、洗濯槽の裏側は雑菌が繁殖しやすい場所です。
洗濯槽も1ヶ月に1度を目安に、槽洗浄洗剤でお手入れすれば清潔に保てます。
ついつい後回しにしてしまいがちな洗濯機のお手入れですが、定期的なお手入れで、いつもご機嫌な洗濯機にするよう心がけてみてはいかがでしょうか?

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まとめ

  • 濡れたタオル類と乾いた衣類は洗濯カゴを分け、湿気をためない
  • 洗濯前に洗濯表示・ポケット・洗濯ネットを確認する
  • 洗濯物は洗濯機の容量の8割程度を上限にする
  • すすぎは少なくとも2回行い、洗濯後はすぐに衣類を取り出す
  • 取り外せるパーツはこまめに手入れし、洗濯槽は月1回を目安に洗浄する
洗濯槽の黒カビを、定期的にお手入れする
使用前に洗濯機の取扱説明書も確認してください。
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平島利恵
SUPERVISOR

平島 利恵

洗濯研究家 / クリーニング師 / 株式会社Heulie代表

自身の育児経験から「もみ洗いなしで落とせる洗剤」を開発。四児の母。KADOKAWA「洗濯を見直すだけで人生が変わる!新・お洗濯メソッド」著者。

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