マットの中綿が片寄っちゃった!【リネンナさん家のお洗濯】vol.5

マットの中綿が片寄っちゃった!【リネンナさん家のお洗濯】vol.5

こんにちは。リネンナ編集部です。 みなさまからのお洗濯にまつわるエピソードを元に4コマ漫画で日々のお洗濯のトラブルや事件を楽しくお伝えする「リネンナさん家のお洗濯」。トラブル解決法や改善の工夫も合わせてお伝えしていきます。 時に目頭を押さえたくなるような失敗も、明日もご機嫌にお洗濯するために、みんなで笑って洗濯水と一緒に水に流してしまいましょう。 

中綿の片寄りを防ぐには!?

中綿の入ったベビー用マットが無残な姿になってしまたのですね〜。 キルティング素材でもよく起こる事例です。キルティングが細かく入っているとまだマシなのですが、キルティング幅が大きいとどこまでも片寄ってしまう…(デザイン的には大柄の方がかわいい時もあるんですよね。涙) 生地の上からでは上手くほぐせず、途中で「もうっいやー!」ってなるやつですね。 中に入っているものが、不織布のような一枚ものではなく、綿や羽毛の場合はどうしても片寄ってしまいます。 ですが、少しの工夫で片寄りを最小限に抑えることができますので、参考にしてみてくださいね。 それはずばり!麻紐で縛るです。 ネットに入れても防ぎきれない、中綿や羽の寄れを防ぐ事ができます。 今回ご紹介する方法は、ベビーマットのような小さなものはもちろん、大きな布団を洗う時にも使えますので覚えておいてくださいね。

point1|目立つ汚れは先に部分洗い

約40℃のお湯をはったバケツに洗濯洗剤を溶かし入れ(Rinenna#1の場合は20〜30g)てよくかき混ぜます。

汚れの範囲に合わせて歯ブラシ等でこすり洗いをします。

point2|巻いて麻紐で縛って洗濯機へ

汚れているところが外側にくるように、クルクルと巻いて数カ所麻紐で縛ります。 この時、洗濯機の中で中綿が移動しないように、できるだけキツくしっかりと縛ってください。 結び目は外しやすい片結びでOK。ギュッと縛ったら洗濯機へ。

point3|早く・しっかり乾かす

洗濯中の片寄りを最小限に止めることができても、まだ油断は禁物です。今回のエピソードのように、キルティングが施されていないものを干して乾かすとどうなるか…? そうです。水分を含んだ中綿は重量がありますので、下に下にと落ちてきて、やはり片寄ってしまいます。 濡れた状態の中綿や羽毛が片寄ってしまうと、乾きにくく湿った状態が長く続き雑菌が繁殖する原因にも! 洗濯表示を確認して、乾燥機OKであれば乾燥機にかけるのがおすすめです。 乾燥機はドラムの中をグルグル回転させながら乾かすので、中の素材を満遍なく広げフワフワに仕上がります。 乾燥機がNGの場合は、風通しの良い場所で平干しを。さらに、時々中綿をほぐしてあげながらしっかりと乾かしてくださいね。

大物はコインランドリーがおすすめ

羽毛布団のような大物の場合は、麻紐で縛ったらコインランドリーで洗濯〜乾燥まで仕上げるのがおすすめです。 コインランドリーの洗濯機はお湯を使用するため汚れ落ちがよく、乾燥機は家庭用のものより高温で乾かすのでダニ対策にもなりますよ。 いかがでしたか?作業としては難しいことはありませんので、綿や羽入りのマットや寝具のお洗濯には、一手間加えてフワフワに仕上げてくださいね。